この夏、中部・近畿地方で開催される
色々な企画展や特別展を観に行っているが、
お盆の頃に偶然、高山市の
岐阜県立飛騨・世界生活文化センターで
JR高山線開業90周年の企画展が
8月18日(日)まで開催中と知って、
是非観に行きたくなった。
そして近くで興味がある企画展・特別展を
開催していないか調べてみたら、💻️🔍️
高山市街地にある飛騨高山まちの博物館で
初代高山城主の金森長近の特別展を
開催中と知って、この土日に高山へ
企画展と特別展を観に行こうと考えた。💡
岐阜から高山には、
クルマを運転しても高速バス利用でも
どちらでもよく往復しているが、🚘️🚍️
お盆休暇中の人が多いこの土日、
高速自動車道は帰省・レジャー帰りの
ラッシュで所要時間が読めないほど
混雑する可能性があり、🚘️🚗🚙🏎️🏍️
日頃運転に慣れていないドライバーも
この時期は非常に多くて道路が危なくて、
岐阜⇔高山のクルマを運転しての往復は、
ストレスの激増が非常に心配だった。
高速バスやJR高山線の利用も
座席の予約が取れるか心配だったが、💺
とりあえず高速バスの発車前に
岐阜のバスターミナルへ行って
案内所の前に並びチケット入手を試み、🎫
駄目ならばJRの特急ひだの自由席車両で
高山までずっと立っていくか、🚃
あるいは高山行き自体をあきらめて
愛知県内など予約無しで行ける場所へ
ぶらりと行こうと考えた。🤔
乗車を考えた高山行きの高速バスは、
朝7:40に名鉄岐阜バスターミナルを出る、
これまでに何度も利用している便で、
自宅近くから朝6:45頃の路線バスに
名鉄岐阜駅前まで乗車して、🚏🚍️
7:30に岐阜バスのターミナル案内所が開くと
窓口に並んで高山・濃飛バスセンターへの
高速バスのチケットを買い求めた。🚍️🎫
案内所で一緒に並んだ7:40発車の
高速バス目当ての客は10人ほどで、
WEB予約で直接バスに乗った客を含めて
20人ほどが乗車して、無事に乗車出来た。🚍️
バスは7:40定刻に名鉄岐阜バスターミナルを
発車して順調に東海北陸道に入り、🛣️
そのまま、さしたる渋滞もなく走った。🚍️🛣️
ただ、この7月から始まった
ひるがの高原SAでのバスストップ停車は
SAに休憩に入るクルマが多くて
バスストップ手前でしばし混雑を待ったが。
ひるがの高原までの美濃地方は
天気は快晴に近く空気が澄み渡っていて、
SAでも高原の空気を満喫する人が多かったが、
飛騨地方に入った途端に上空に雲が出て、🌥️
高山市街ヘ近づくほど青空は無くなった。☁
この時期は青空の下では必ず酷暑になり、
気温の上昇が心配だったが、曇りならば
朝から涼しいままで高山市内を移動出来る。
折り畳み傘も持参していて、
太陽が出ず気温が上昇しないのは
真夏の高山ではラッキーだと思った。
バスは所要2時間で定刻通りに
高山の濃飛バスセンターに到着し、
高山市街南郊の石浦町の山の上にある
岐阜県飛騨・世界生活文化センターの
「ミュージアム飛騨」棟で開催中の
「高山線の歴史文化を伝えたい…
全線開通90周年記念展覧会」を
観に行くため、10:00発車の
濃飛バスの「さるぼぼバス」に乗り継ぐ。🚌
世界生活文化センター行きのさるぼぼバスは
「飛騨の里」などの観光施設を経由して
15分ほどで世界生活文化センターへ行くが、
インバウンドの利用客が非常に多く、
外国人観光客からスマホの翻訳アプリで
「このバスはカードで支払いですか❓️」
と話しかけられた。🧔📱
咄嗟に「コイン」の単語が出てこなかったが、
「Money🤏」「One hundred yen.」
「Pay for driver's seat.」と言って伝わった。
「さるぼぼバス」など濃飛バスの市内路線は
観光向けに100円均一の運賃が多く、
日本人にはラッキーと思えるが、
日常常識的にカードを使う外国人は、
日本国内の「半分、現金。」状態は
馴染めないのかもしれない。🇯🇵👛
世界生活文化センター行きのさるぼぼバスは、
飛騨の里と前後で外国人が全員下車して、
最後まで乗り通したのは日本人だけだった。
バスが石浦町の山の上へ登って行った先の
岐阜県飛騨・世界生活文化センターは、
シンボルタワーをごみ焼却施設の煙突と
見間違えていたが、🏭️
飛騨コンベンションホール・飛騨芸術堂・
食堂館(会議棟)・ミュージアム飛騨・
シンボルタワーが並び建つ巨大な施設で、
岐阜県はこんなに大きな箱物施設を
よく築いたのだな、😦
高山市内に総本部がある崇教真光の
「光ミュージアム」によく似た
巨大な施設なのだなと思った。😱
バス停のある正面から地下通路と
エレベーターなどを通って
ミュージアム飛騨棟へ進み、
途中でJR高山線の写真パネルも見て、🖼️
企画展会場へ進んだ。
入場料金は1,200円取られたが、
お盆頃に見たメディアでは
マニアの方々が展示資料を
持ち寄って開催したとあり、
自治体などが公共予算で開催する
企画展ではなく、有志がすべてを
取り仕切り開催した展覧会だなと
受付から様子が分かった。
しかし展示は非常に詳細で、
高山線の敷設と現在までの歴史を
情報満載の説明パネルと
高山駅などの模型ジオラマと
きっぷ類や列車のサボなどの展示で
しっかりと紹介していた。
また飛騨地区の高山線の支線や森林鉄道、
高山線の全駅の紹介パネルもあった。
模型の展示は、主催者の団体に
鉄道模型愛好家が多いのだろう、
子供向けの模型の走行体験や
模型走行のVTRもあった。
出入口に戻ると、
今回の企画展記念の
飛騨牛の牛革製キーホルダーや
来年2025年の特急ひだ写真のカレンダー、📅
さらに詳細な図録もあって、📖
今回の企画展は非常に力のこもった
高山線全般を隅々まで紹介した
良い企画展だったと思った。
企画展を観終えて退出する。
ここの世界生活文化センターと
濃飛バスセンターを往復するさるぼぼバスは、
日中はほぼ1時間ごとのダイヤで、
高山濃飛バスセンターへ戻る便に
ちょうど間に合って乗車した。🚌