メディアシップの4週連続のコンサート企画の最終夜
オーボエ:渡辺茜さん
チェンバロ:笠原恒則さん
ヴィオラ・ダ・ガンバ:中山徹さん
ソプラノ:風間左智さん
です。
開演30分くらい前に到着。
この時点ではまだちょいと空き席はありましたけど、
いつものように席はキープせず。
ただ、開演時間が近づくにつれ、
どんどんお客さんが増えてくる。
というか、エレベータが到着するたびにお客さんが大量に
流れ込んでくる感じ。
最終夜もお客さんでたくさんでした。
立ち見でもちょいと見づらい人も多かったですね。
※私は立ち見の中ではそこそこの場所はキープできましたが(汗)。
開演前、チェンバロの笠原さんがいつものように調整中。
ですが、この日はガンバの中山さんも調整していました。
そして、渡辺さんと笠原さんがあらためて登場されて、
まずはこのお二人でバッハです。
元々私はオーボエもチェンバロも好きな楽器ですが、
曲紹介で渡辺さんがおっしゃられたように、
2つの楽器のやりとりが激しくもあり、楽しくもあり、
いや本当にすげ~、でした。
続いては、
風間さん、中山さん、笠原さんでの演奏だったのですが、
ちょうど広島原爆の日ということで、祈りをささげるような曲が
演奏され、ガンバとチェンバロというちょいとはかなげな音と、
風間さんの歌声が本当に良く合っていて、
これまた「すごいな~」でした。
その後も、
笠原さんのソロでルパンがあったり、
渡辺さんと笠原さんで魔女の宅急便だったり。
があり、
いよいよ、
出演者みなさんでの演奏です。
これがまた良かったのです。
最初はチェンバロとガンバがそんなに音が大きくない楽器なので、
オーボエ(およびイングリッシュホルン)や、風間さんの声に負けてしまうかな、
とか思わないでもなかったのですが、そんなのは杞憂でした。
私の語彙が貧弱で「すごい」としか表現できないのが残念なのですが(汗)、
本当にすごかったです。
この日は基本的にはオーボエの渡辺さんがセンタで演奏していたのですが、
もちろん、4つの音の組み合わせの妙が素晴らしかったのですが、
やっぱり、オーボエのチャルメラというかラッパを思い出させる
独特な音がはかなくもあり、華やかでもあり、良かったです。
と~っても素敵な演奏会でした。
結果的に4週連続のメディアシップのコンサート、
皆勤させてもらいましたが、どれも無料なのがもったいない、
というか観客にとってはありがたすぎる公演でしたね。
そんな中でも2回登場のチェンバロ笠原さん。
お疲れ様でした。
どこでもやります的な、
旅芸人(笑)の面目躍如というトコロでしょうか。
また、この日の最後に渡辺さんもおっしゃられていましたが、
日報の西川さん、コンチェルト佐藤さんはいろいろ大変だったと思います、
素敵な企画ありがとうございました。
・・・ただ、ぜひ、またお願いします(笑)。
(メディアシップ 20Fそらの広場 無料)
今日の公演
昼間はいい天気だったのに、夕方から曇って夕陽は見えず
開演前に調整中
まずはオーボエ、チェンバロのデュオで
広島原爆の日への祈りをこめて
公演の後半は4人での演奏
4人での演奏、その2