仕上げ磨きが大嫌いだった息子。

だいぶんと我慢して、
泣かずにさせてくれるようになっていたけれど、仕上げ磨きのために寝転ぶのに時間がかかり、仕上げ磨き中も歯ブラシを噛んで、なかなか磨かせてくれませんでした。

ある晩、いつものように
「歯磨きをしないと、虫歯菌が歯を食べちゃうんだよ!!痛いねー。キレイにしなきゃね!」と説得中、

息子の顔がこわばり、ただ事ではないといった趣きで「むし??」と聞き返しました。

その日のお昼は暖かかったので雪遊びをしていて、雪の中から虫を見つけたのです。
すごく怖がり「あっち!あっち!(虫をあっちにやって。の意味)」と言っていたので、その虫を思い出したのでしょうか。

私も鬼で(笑)、
「そうだよー。仕上げ磨きしないと、虫さんがいーーーっぱい来て、○○の歯を食べちゃうんだよーー。」なんて言ったら、

スタスタと歩いてきて即お膝にゴロン。口も開けたまま。

翌日からも歯磨きタイムになると、
自分から
「むし、いっぱーーーい。」と身振り手振りで言いながら、自分でしゅかしゅか。すぐにお膝にゴロンするようになりました。

仕上げ磨きがおわったら、私が、
「歯磨きがんばったねー!偉かったねーー!キレイキレイなったから、虫さん来ないよ。大丈夫!!良かったねー。」
と言います。

息子も「だいぼうじゅー (大丈夫の意味)。よあった(良かった)ピカピカ」
と言って笑顔になります。

うーむ……怖がらせすぎたかな…?;^_^A

いやいや、歯磨きは大事ですしね!

早くしっかり磨けるようになって良かったです。