大河ドラマ


どうする家康
第33回「裏切り者」
2023.8.27放送
NHK総合 BSプレミアム
遅れに遅れていた
松潤・家康の第33回です!
石川数正(松重豊さん)メインの回でしたね。
タイトルが“裏切り者”

かわいそ過ぎる言われ方💦
史伝どおり勝手に和睦をむすんでしまった、織田信雄(浜野謙太さん)のせいで、小牧・長久手では勝ったはずなのに、望まぬ和睦を秀吉(ムロツヨシさん)と結ぶこととなった徳川。
「これはあくまで仮初めの和睦じゃ。秀吉に屈することは談じてない!」
ということでしたが。
すぐ交渉から帰ってきた数正は、
(早かったね~びっくり
)

思うような結果を得られませんでした。
断るつもりだった
養子という名の人質の件を
受け入れることとなり、
ずっと音信不通だった
お万(松井玲奈さん)が産んだ
於義伊(のちの結城秀康)が秀吉のもとへ差し出されることに。
と、苛烈な母・お万の教育を受けた於義伊は言うのだけど。
なぜかクレジットがない

セリフあるんだからさ~
すかすかのクレジットに役名と一緒に載せてあげてよ~
スペースあるでしょ

於義伊のお供には
数正の子・勝千代が付くことになりました。
(彼もクレジットなし
)

のちの、石川康長
もしくは康勝。
数正の息子の幼名は、このふたりがどちらも勝千代と伝わっているらしく。
しかもふたりとも、於義伊に付いて大坂へ行っているので。
勝千代、ひとりにまとめられていました

松重さんの渋いお顔の数正と、支える妻・鍋(木村多江さん)の健気な横顔が交差する、ふたりが好きな私には、絵的には良い回でしたが。

話の内容はいささか重く、
秀吉の政治的暗躍が超省略で次々と出てきて。
ちょっと暗かったですね

期待していた、佐藤浩市さんの真田正幸は、それなりに出ていましたが。
やっぱり出番は短かった💦
もっと観たかったな~

秀吉の関白任官に、驚く家康&徳川家臣たち。
「武士がなれるものなのか?聞いたこともないぞ」
松潤・家康はおっしゃっておられましたが。
そのとおり

なれるものじゃないのに。
なった秀吉って
やっぱりスゴいよね~

関白に就任した秀吉へ、家康の代理で挨拶?するため、また大坂へ行った数正は、秀吉から猛烈なラブコールを受ける。
そして断れば脅される

真田をつかって戦を仕掛けようと脅す秀吉&秀長(佐藤隆太さん)を叱るかのように、登場したのが
和久井映見さん演じる寧々

似合っていました

数正だけでなく、留守を守っているはずの奥方・鍋にも贈り物をする。
いわゆるムチと飴ですが。
大坂という
いまや日ノ本の中心となっている場所を見ている数正と、
三河周辺の
おのれの領国から出ていない家康&徳川家臣たちとでは
見えている世界が違って。
数正の目にはもはや
秀吉にあらがうことは
そのまま徳川の滅亡につながる未来が見えている。
けれど。
脅しにのって、真田と戦を始めた家康&徳川家臣たちは、初戦で負けたにも関わらず、何年でも兵力&国力を投じて、戦う道を選ぶ。
徳川は滅びる。
「あれは化け物じゃ。
殿は化け物にはかないませぬ。
秀吉の臣下に入るべきと存じます」

家康に直談判するのだけど。
わが殿は受け入れてくれない。
反対したら、
岡崎城代の任を解かれた

その後、酒井忠次(大森南朋さん)が取りなしてくれて。
家康とふたりで語り合う数正。
全セリフ載せたいくらいだけど、長いから~省略💦)
「羽柴秀吉、なにするものぞ!
われらの国を守り抜き、われらの殿を天下人にいたしまする!」
と、説得された形で、主君の意志に従うことを宣言したのだけど。
この時の数正は
すでに覚悟を決めていたらしく。
このセリフを付け加える。
「殿、決してお忘れあるな。わたくしは、どこまでも殿と一緒でござる」
いちど従ったふりをしておきながら、数正が取った
苦肉の選択が~出奔

『関白殿下
是天下人也』
一文だけを残して

もともと、先見のない家臣たちから内通を疑われていた数正。
渡舟という面もあったのかもしれないけれど。
これが真の意味で、徳川を守ることとなる、と信じての出奔

だったということかな?
史実としては
諸説ありますけど。
松潤・家康としては
妥当な
想定内の理由ではないでしょうか。
次回は
主役に新しいお嫁さんがくるようです。
なんと!
まだ観ていません

明後日には
その次の回が放送になってしまうので。
土日、頑張ります

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