先日、母に誘われて、久しぶりに美術館へ行ってきました!
去年暮れから冬の間は具合が悪かった母ですが、いまはすっかり良くなって爆笑
こうやってお出掛けできるのが感慨深いです。

行き先は広尾にある山種美術館。
会期は10月22日(日)まで。
山種美術館は、松園本人と交流があったそうで、「蛍(↑ポスター採用)」「新蛍」「砧」など代表作をはじめとする18点が所蔵されているのですが、今回の企画展では、これらがすべて一挙に公開されました。
「新蛍」⬇   (画像は一部お借りしました)
なんという色なのか、青なのか緑なのか、着物の色合いが素敵です。
この色の着物、今回の松園の展示作品ではきわだって多かったです。

能の題材にもなっている「砧」⬇
個人的にいちばんぐっときました。
立原正秋の小説「砧」を連想。
松園の場合、姿は元禄風です。

「夕べ」⬇
すだれと秋草と女性の艶やかさ。
完璧な美人画という感じ。

松園以外の日本画家たちの展示もあり、
歴史画のコーナーもありました。

森田曠平「出雲阿国」
屏風で~迫力ありました。

伊東深水「吉野太夫」

小倉遊亀「舞う(舞妓)」
小倉遊亀「舞う(芸妓)」
連作です。
モデルの方の写真展示もありました。


観賞後は、喫茶室でお楽しみの和菓子をいただきました!

松園の作品の和菓子がよかったので、
「初ほたる」をえらびました。
柚子の酸味がほのかで、美味しかったです照れ
お茶は東方美人。
母は「よみびと」&お抹茶。

山種美術館は実家から近いので、また母と行けたらいいな、と思います。
次回は「川合玉堂」
お読みいただき、ありがとうございました、