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あらすじ(裏表紙より転載)
「胡桃を割らずに中身が空っぽだと証明してくれ。」
胡桃の中身は――――日本を核に染める最高機密。
日本における軍事的確保有計画、その名も「丸の内計画」。
民間の有志によって進行していた計画だったが、
それを中国当局が察知したと言う情報が日本政府に入った。
混迷を極める対中関係。その裏に見え隠れするのは、
日本が抱えるパラドックス「国防」――――。

やっと勇午らしい国際的な交渉を見せてくれそうで、これは期待が持てますよ。
どうやら今シリーズは3巻くらいになりそうなボリュームなんで、
内容も充実して来るのでは無いでしょうか。
とりあえず1巻はおおまかな概要と登場人物の顔見せと言った所ですね。

しかし、拷問シーンはもう勇午の名物となってますが、
今回はつかみとも言っても良いくらい随分早くに登場しましたな。
なんですか?、この力の入れ様はw。
一体何が始まるのかと思いましたよw。
赤名さんの美学が炸裂、と言った所でしょうかw。
しかも勇午の身体を良く見ると、
過去で受けた拷問の数々の傷跡がはっきりと分かりますな。
「ああ、この傷はあの時の拷問ものだ。」とねw。
これは最初から読んでいる人にとっては嬉しくなるサービスでしたわw。
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随分待たされましたなー。
しかし、待たされた分だけ感慨一入ですよ。

辰木桂(たつきかつら)とその友人たちの、
大学の4年間と言う多感な青春時代を綺麗にまとめきって終わりを告げましたな。
何と言うか、誰もが内なる悩みや傷と共に成長して行くんだと言う事を、
しみじみと感じさせられる漫画でしたよ。
そしてあの最後の桂の笑顔には、それらを乗り越えて生きて行く、
人の持つ強さというものに凄く安心させられるものがありました。
あと、人の死に対して凄く繊細な感性を持っていた作品だったな、と。
神戸での震災の話や、桂の祖母の話、そして日和(ひなた)さんの話など、
死を描く事でより生きる事への想いが浮き彫りにされて来るのが印象的でした。

感動を呼ぶ名作、と言うよりは人の良心を呼び起こす良作、
と言った方がピッタリ来る作品だったような気がします。
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作者のサイトで公開されてるのを読んではいたのですが、
ドラゴンエイジで連載される事になってからはなかなかチェック出来ず、
先が気になって仕方が無かったので我慢できずにまとめ買いしてしまいました。

あらすじも何も、タイトルそのままの内容ですわw。
ある日突然、独身オタク「守崎耕太」の所に自分の娘だと名乗る子供、
「幸村叶(かなう)」がやって来て一緒に暮らす事になると言うホームコメディです。

一人暮らしのオタクの聖域に一般人の少女が足を踏み入れると言う恐怖は、
自分の身に起ころう筈も無いのに何故か妙な親近感を覚えさせられますよw。

また、けっこう真面目な親子ドラマとしても読ませてくれます。
一般的な、オタクと一般人との軋轢が、
そのまま親子の距離をなかなか縮められない原因となってる所が面白いですね。
オタクならではの業の深さが引き起こすトラブルは、
オタクの痛さが身につまされていたたまれませんw。
しかし、そういう難題を乗り越えて、
より本物の親子として信頼を深めて行く様はなかなか感動的ですらありますよ。

そしてまた、同じアパートに住む管理人さんが良いですな。
しっかり者で落ち着きがあり、面倒見が良く尚且つナイスバディの持ち主であるが故に、
女子高生でありながら熟女としてイジられる哀れな一面が笑いを誘いますw。
漫画内ではオタクが多数派としてまかり通っているが為に、
オタクに翻弄される一般人としての悲哀を、
一身に引き受けている様は涙無しには読めませんw。

しかし、突然子供が転がり込んでくる漫画と言えば「うさぎドロップ」がありますが、
全く同じシチュエーションでこれだけカラーの違う漫画と言うのも面白いもんですなw。
うさぎドロップと違って、この漫画はやはりオタク目線であるが故に、
あまり健全だとは言い難いので、
誰にでもオススメ出来る訳ではないのが残念と言えば残念ですなw。
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う~ん・・・。
結局、天海だけを殺す事は出来ないんだから、
沢庵は引かなくても良かったのでは無いかと思うんですが。
自身の命も心配しなくてもいい状況なんだし?。

しかし、やっと十兵衛自身のアクションが見られそうですな。
チャンバラらしいチャンバラが見られなくて少し飽きが来てた所ですよw。
次巻でどうやってこのピンチを切り抜けてくれるのか楽しみです。
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いやー、随分待たされましたなー。
4年ぶりの新刊ですよw。
アニメ化もされていたけど、
一応ここでは始めて紹介するんであらすじも置いときます。

あらすじ
神も怪異も息づく現代。
高校生・「天津忠尋(あまつただひろ)」は、
母の言いつけにより広島の三次(みよし)に帰郷をする。
三次では同い年の従姉妹の「柚子(ゆず)」たち3姉妹の住む神社で世話になりつつ学業をこなすが、忠弘の持つ生来の体質のせいで学校は妖怪たちの悪さに悩まされてしまう。
そこで3姉妹の長女でもあり忠尋たちの担任でもある「倉子」の提案により、
巫女委員会なるものを創って彼女たちにその対応を任せることにするのだが・・・。

アワーズでの連載もかなりしんどそうで、
ちょくちょく休載しつつやっとこさ完結したはいいけど、
連載原稿の完成度は低かったから、ほぼ全面描き直しになってんじゃないの?、コレ。
さらにこれが完結巻では無く、9巻まで出るって言うんだから、
少年画報社も我慢強いと言うか何と言うかw。

しっかし、最初の頃はラブコメ伝奇物だったはずなのに、
こんなにハードで陰鬱な雰囲気になるとはねー。
巫女さん3姉妹と同居でトラブルいっぱい?、みたいなドタバタコメディのノリで、
所々に真面目に伝奇もやるみたいだな?、って位の感じだったのにね。
まさかここまで本格的になるとは思いませんでした。
自分には本格的な伝奇の知識が無いんで、
独得な台詞の言い回しを理解するのに時間が掛かりましたよ。
だけどその分、伝奇物としては確りとした読み応えのある物になっていると思います。
特にこの巻の最後の話とかはアングラ舞台?みたいな演出になってて
その幻想的な雰囲気が印象的でした。
分かりやすく言うと、エヴァの25、26話みたいな?。
と言うと何だか一気に陳腐になってしまいますなw。

しかし、このままずっとこういう雰囲気のまま行くのかねー?。
今後、また昔のノリに戻ってハッピーエンドに向かってくれる事を期待したいですな。
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