去年に引き続き、南側8000円の前から5列目、アリーナでの観戦。今年からルールが変わり、ゴールデンスコアではないので、去年ほど面白くないかと予想したら、いや、想定外。去年より面白かった。ルールの変更ぐらいで、柔道の楽しさは変わらない。一番、印象に残った試合は、準決勝の王子谷対中野の試合、開始30数秒で、王子谷が大内刈りに行ったところを上手く大内返しで返して、もろにドーンという大きな音がして、あのほとんど投げられないような印象の王子谷が、背中からもんどり打って、畳に落ちた。しばらく、ショックと残念さで、立ち上がらない王子谷だったが、やっと立って、足をさすって、開始線に戻った。もう、王子谷や原沢が、国際大会に出て、活躍できるほど、若手は弱くない。今大会、一本勝ちが少なかった気がした。来年観に行くかは、未定。前日も出かけたので、観戦中、座りながら、30分ぐらい寝てしまった。日本柔道は、この先、韓国柔道やロシア柔道、モンゴル柔道に勝てるとは思わない。一部の才能ある選手以外、厳しいのではないか。また、パリオリンピックでも斉藤立は、120パーセント負けるだろう。