11月19日日曜日に、千駄ヶ谷の東京体育館で行われた極真空手松井派の世界大会を観てきた。情報で、新極真より松井派の方が、選手層が厚く、レベルが高いと聞いていたので、期待していた。ただ、松井派のチケットは、2階席が非常に高く、7000円払って、やっと一番ランクが低い3階席しか取れなかった。自由席なので、開場となった時間より1時間以上早く着き、良い席が取れた。3階席なので、選手が攻めているのは分かっても、はっきり言って、胸を殴っているのか腹を殴っているのか、足を蹴っているのか、腹を蹴っているのか、遠すぎて全く分からなかった。後で、youtubeで、公開された動画を見て、やっとどうなっていたか分かった。ロシアのイエーロメンコという35歳のおじさんが、優勝し、前回の雪辱を果たした。イエーロメンコは、試合時間の後半、ラッシュをかける練習をこの4年間、力を入れてやってきたらしく、決勝戦の延長1回でも最後の30秒か40秒ぐらい、凄いラッシュで、ポイントを奪い、優勢勝ちした。結局、新極真の決勝も3-1で、決まり、松井派の決勝も3-0の判定で決まったため、両団体のトップ1,2は、そんなに差がないと言うことだと思う。イエーロメンコは、試し割りが苦手で、前回も試し割りが少なくて、負けて、今回の試し割りでも、一度失敗していた。そして、割った枚数は、少なかった。イエーロメンコの戦い方は、面白いとは思わなかった。4位になったフランス代表の選手は、技ありや一本勝ちが非常に多く、技があると思った。41歳で、4位というのは凄いことだと思う。

 

 自由席で観戦していると、何やら後ろの中年の女子部の人たちが、俺がチョロチョロしているとか話していた。失礼な奴らだと思った。全日本チャンピョンだった黒澤浩樹さんが、女子部はチャラチャラして、と言って、空手雑誌で、批判を浴びたが、俺も黒澤さんは、間違えたことを言っていたとあの当時思っていたが、実際、極真の女子部の人たちの振る舞いを観ると、本当にチャラチャラしていて、試合を観て、強くなろうという気がなく、ただ、会場に遊びに来て、会場内をウロチョロしているだけだった。後ろに座っている人たちは、試合中もどこかに行ってしまい、試合なんてほとんど観ていなかった。本当に無駄な習い事だと思う。極真空手に女子部なんて、いらないと思った。