今日の午前中、映画館で、銀河鉄道の父を鑑賞してきた。役所広司や菅田などが出演していたが、菅田の癖のあるわざとらしい演技は、好きではなく、ただ観てみると、観られないほどではなかった。ただ、菅田は、役所広司や妹のトシ役の森七菜と比べて、かなり演技力がなく、下手だった。ルックスが売りの奴でうまい奴は、あまりいない。肝心の物語は、宮沢賢治の両親や祖父、妹など、家族のことがほとんどを占めた内容だった。この映画を観て、宮沢賢治の父に自分の父親がダブり、映画の最中、自分が小学生から高校1年まで、父親に抑えつけられて、人生を送っていた嫌な思い出が思い出された。自分の父親が、勉強、特に英語や国語の漢字を徹底的に覚えさせ、確かに後から思うと、それだけは役に立ったが、賢治のように嫌な気分がしていた。田中たみの祖父役もうまかったし、役所広司の父役もうまかった。また、森七菜もうまかったが、甲乙つけがたいが、森七菜の演技が一番輝いていて、印象に残った。やはり、若いと他の人には、観られない力がある物だと思う。昔は、結核などの病気は、直らなかったので、自分も体には気をつけたいと思った。