母の骨を墓に入れてきた。
「納骨」というやつですね。
親切なオジサンが墓石を動かして
準備万端にしてくれたので、
私は久方ぶりに開いた墓穴に、
重たい骨壷を入れるだけでよかった。
墓穴の中には、
前に亡くなった叔母や祖母の骨があった。
久しぶりだね!
とか、挨拶してる余裕はない。
なにしろ、母と生前親しかったという
人々が、けっこうな人数来訪してくれたので、
みなさんに見られながらの納骨作業。
火をつけた線香がボウボウ燃えるし。
オタオタしながらも、無事に終了。
半年近く、ウチにあった母の骨。
山形の寺に、まるで引越だ。
荷物はないけどね。
和尚の詠む「白骨の章」が
印象的で心に残る。
いつか私も骨になるのだ。
とはいえ、
骨の自分は想像できない。
多分、それでいいのだ。
今を生きよう。