新宿
代わり映えしない場所を正人は選んだ。結局新宿。取り敢えず彼に会ってしまおうという魂胆だ。
いやらしい気持ちもあってなのだが・・・。昨日の怒りはまだあった。正人は根に持つのだ。
しかし、かなり好みの男が自分を好いてくれるなんて、滅多にないことなので怒りをごまかした。
克洋を逃したら次なんてないかもしれないんだから。
待ち合わせ場所には遅れていった。これは半分嫌がらせで、半分ほんとなのだ。
怒りをなだめながら、面倒くさいという思いを封じながらトボトボと来たから。ちょうど来た電車にも半分ワザと乗らなかった。
しかし・・・克洋も遅刻をしたのだ。正人は瞬間ムッとしたが無理矢理に笑顔を作った。そして第一声、
「ごめんね、なんか・・変なことで怒って・・」
「ん?ああいいよ別に・・・そんな気にしてないし・・」と克洋。
営業さんが請求書のチェックをしてくれない・・いえ、言えばしてくれるんだけど・・。メモとかではダメ。
そしてそれを10数年繰り返しているらしい・・僕が行く前から。 何故言われないとしないのでせう?
景品でこれが当たりました。肌も劣化してるし付けてみようと思います。
お試しで、プラセンタ原液とかしてみたけれど、僕にはあまり効果がありませんでしたね・・・