私は常に、社会で働けずに生きていることが恥ずかしいと正直思っています。医師には、私の通ってきた子供の頃に大人でいきていくのか、いなければならなかった過酷な人世があった。それを、世の中の人は知ることもなく、私がもがきます悩む精神的な症状を理解することは受け入れる人もなかなかいないと言います。でも、自分は知っているのだから多くの人が出来ることができない自分を責めないで胸を張って生きて行けたらいいんだけどね…と語って下さいます。でも、診察室を出るとそんな世間はまだ私には持てません。
医師は言いました。精神的に色々と苦しむ自分を責めないでいられることを、私と医師との世界ではなく、私自身の世界でできるようになることが大事…と。
多分、私が生きている間に、精神的な障害で家にこもってしまったり、働けないけど身体は元気に見える人々が、罪悪感なく生きやすい世の中は整わないかもしれません。でも、少しでも、私のように、複雑性PTSDのように、理解されにくい精神的な病気への理解が世の中に広がると、社会はもっと元気になると信じます。
身体的ではなく、精神的に苦しむように目に見えないから罪悪感を抱えて生きなければならないのは問題です。
社会的に、変えていきたい。
私自身も、精神的な課題で沢山出来ないことがあり、世間や家族に罪悪感はあります。でも、残りの人生のうち、少しでも長く、変わらず精神的な課題があったとしても堂々と生きることをしてみたいです。