おちゃづけ魂 | インベントリのペット

おちゃづけ魂


デスペナ中です  デスペナかっ、姉さん。
こんにちは、神明です。
インベントリ「あんたがすぐ青くなって、わたしを守らないから死んじゃうんだよっ」
しかたがないじゃないか。あのラダンジョンのタコ人間の攻撃は、おれには防ぎようがないんだから。
インベントリ「あーあ、きょうの晩ゴハンはなにかなあ」
お茶漬けにする?お茶漬けならおれが作るぜっ。
zin明「神明兄貴のお茶漬けは絶品ですからねえ」
おうよっ、おれのお茶漬けには魂が入ってるからな!
インベントリ「晩ゴハンにお茶漬けかよー」
お茶漬けをなめるなっ。
そもそもお茶漬けは、お茶碗にかるーく一杯のゴハンが基本だ。
これはお茶漬け界の鉄則、お茶漬け世界のルールといっても過言ではない。
インベントリ「あー、なんかはじまったよ。ひと眠りしよう」
いいかっ、ルールは守るためにあるんだ。わかるか、zin明!
zin明「えっ、おれ?はぁ、そうなんすか」
あたりまえだろっ。ルールがあるのにみんな破っちゃったら、世の中メチャクチャだっ。
だがしかし!ルールを守るだけじゃ、人間何の進歩もなくなっちゃうんだよ。とにかく考える分には、いろいろな制約を取っ払って自由な思考をしたほうが、より幅ひろーいいろいろなアイデアが浮かぶってもんだろ。
そして、いいアイデアが浮かんだら、そしてそれがもしルールにそむいているようなアイデアだったら、どうする。どうするよ?zin明!
zin明「え?いやまあ、ルールなら守らなきゃだからなあ」
ばかもーん!
どうしても実行してみたくなっちゃうアイデアだってあるだろ!
そんなときは、リスクをよく考えて、自己責任で実行してみるっていうのも、アリなんじゃないかな。
たとえばおなかが減っているんだけど、お茶漬けを食べたいときどうする!かるーく一杯じゃ腹もちが悪いじゃないか!
そんなとき、人はルールを破って、大盛りゴハンでお茶漬けを食べてしまう。
だが、味がうすい!
そこでお茶漬けのもとをふた袋ゴハンに入れてみる。
ばかもーん!
飽きがくるだろっ。
これが、自己責任。リスクだね。大盛りお茶漬けの後半グチャグチャゴハンは、苦痛と後悔の味だっ。
zin明「なんとなくわかります」
うむ。
お茶漬けのもとは、ゴハンかるーく一杯と絶妙なバランスを取って存在する。これを破るのは、容易なことではないのだ。
だがおれは、冷蔵庫の中にあった濃縮だしつゆに突破口を見出したのだ!
お茶漬けのもととともに濃縮だしつゆを大盛りゴハンにかけて、あつーいお湯を注ぐと、腹もちのいい大盛りお茶漬けがおいしくいただけるのだっ。ばんざーい!
だがこの方法でも、後半ちょっと苦しくなる。そんなときは、つぼ漬けたくわんとか、うめぼしとか、まあそのようなものの力を少し借りて切り抜けるわけだな。どうよ!?
zin明「ハア、勉強になりました」
うんうん。
インベントリ「ふあーあっと。デスペナおわったかな。おなか減ったねえ」
お、姉さん。食べる?おれ特製お茶漬け!
インベントリ「カレー作ってちょうだい」
カレーかよっ。お茶漬け食べようぜ、お茶漬け。
インベントリ「飽きたんだよ、お茶漬けは飽きちゃったんだよっ。とうぶんお茶漬けはもう、コリゴリなんだよ!」
ええー。
永谷園 お茶漬け海苔 8袋入り
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