インベントリの報告書 | インベントリのペット

インベントリの報告書


報告書  こんにちは、インベントリでございます。


わたしがレッドストーンのひみつを追いかけはじめてから、どのくらいの時間がたったのでしょうか。


今回は、いまレッドストーンのひみつを追うために属している組織レッドアイから、ちょっとはやい夏休みをいただいたので、わたしのいままでの活躍で得た情報を整理してみたいと思います。
まあ、夏休みの課題、宿題レポートみたいなものでしょうか。


なにしろ、メインクエスト進行中はただがむしゃらに先へ先へと進むばかりで、NPCの話しなんかロクに聞かずに、うろおぼえで行動するのがわたしのファミリーの特徴です。
もともと得られる情報が断片的で、妙な日本語訳でせりふ回しが変だったりもするので、その場その場でちゃんと理解するのは、わたしにはムリでございます。
それでこのあたりでちょっと、情報の整理報告。
んー、でもわたしの報告も、これまた独断と偏見に基づくので、信用しちゃダメ!はじめにいっておく。これは自分の頭の中の整理用の報告書だ!


そもそもレッドストーンとは、何なのか。
これは、約500年前に天上界から地上に落ちてきた、火の神獣フェニックスの卵、ということらしいです。
これは、メインクエ1のアイノの報告書から一貫していわれているので、まちがいないところ。
アイノの報告書では、約400年前との記述があったようですが、報告書自体が100年以上前に書かれているので、時期もこれでまちがいないようです。


なぜ落ちてきたのかの説明は、アイノの報告書では、悪魔が天上界から盗み出した、ということになっております。
ちなみにアイノの報告書は、レッドストーン探索組織であったレッドアイが、地上にいる記憶の失われた追放天使の中で当時の様子を最もよくおぼえていたゲールの話しをおもに土台として、編集されたもののようです。
メインクエ1では、このアイノの報告書の収集のあとゲールの指示で、ダメルの歴史書というものを集めました。
わたしはこのとき、ゲールにあちこちにいけと指示されてかけずりまわっていて、この歴史書の話しはうわのそらで聞いておりました。
今回あらためてこのクエストの記録を整理していたら、ダメルの歴史書では、レッドストーンが地上に落ちてきたのは、天上界で天使の反乱が起こったためである、と記述されていたのに気がつきました。
ちなみにダメルの歴史書も、情報源はおもにゲールのようです。


天上界における天使の反乱は、メインクエ2で追いかけたレッドアイ文書でもつづけて語られているので、信憑性が高そうです。
アイノの報告書やダメルの歴史書にあらわれるゲールは、この天上界の反乱天使の仲間だったようです。ただし反乱天使はレッドストーンを持って天上界から逃げる際、天使のすがたを捨てて悪魔になり、ゲールはそれを見て心を入れ替えた、とダメルの歴史書は語っております。
つまり反乱天使として唯一の生き残りがゲールであり、当時のことをもっともよく知っている人物、ということになるのです。


ダメルの歴史書は、悪魔にすがたを変えた反乱天使たちの名前を列記しております。
ゼリオ、サミオ、ゲリオ、タムイ、バチラギ、リムディ、ザイル、ペイル、バイルほか多数。
ここに、メインクエ2でうっかり別の名前を口走ったレッドアイの頭領バトンと、同じ名前があります。バイルです。
メインクエ2でこの名前を耳にしたわたしが、追放天使の名前のようだ、といったのは、過去にこのダメルの歴史書の名前を聞いていたからだったんですねー。
ダメルの歴史書には、あとふたりの名前が出てきます。
副指揮官天使ロシベル、アズラエルが中心的な赤い悪魔に姿を変えて逃げた、という記述です。
メインクエシリーズでたびたび登場する代表的な悪魔ロシベルも、もともとは天使だったんですね。
うーん。こうしてみると、悪魔の正体は天使で、天上界の争いが地上に波及しているだけで、地下界とか悪魔っていうのは、本当に存在しているのでしょうか。ナゾです。


ダメルの歴史書は、300年前の事件についても語っています。
奪われたレッドストーンを取り戻そうとした天使と、悪魔にすがたを変えた反乱天使たちとの戦いが、300年前にダメルでおこったようです。
このとき悪魔がレッドストーンの力を使ったため、ダメルは崩壊してしまいました。
この戦いは、天使悪魔ともにかなりのダメージがあったようで、レッドストーンがバラバラのかけらになってしまったのも、このときの戦いが原因のようです。
地上にいる天使がもともとの力の多くを失い記憶もさだかでないのも、このときの戦いが原因といわれております。
メインクエ2でたびたびレッドアイ会長が口にする、ロシベル復活ということばも、あるいはこのときにロシベルが大きなダメージを受けてしまったことを暗示しているのかもしれません。


現在わたしの影の指令塔となっているゲールという人も記憶がないらしいので、このときの事件が原因かもしれないですね。
でもダメルの歴史書や100年以上前に編集されたアイノの報告書の情報源もゲールなので、あるいはゲールの記憶は、アイノの報告書以降になにかの事件で失われたのかも。
いやいやもしかしたら、ゲールの記憶が失われたというのは、ウソかもしれない、とわたしは疑ってもおります。
だって、この500年ものあいだ、ずっとゲールという名前の人物が取ってきた行動は、地上界の人間にレッドストーンを探させようとすること。すべてのうわさの震源地はゲールであり、いまわたしを使ってレッドストーンを追わせているのも、同じ行動のような気がするのです。


ではここで、ゲールの疑わしいところを列記してみましょう。
まず最初に、天使から追われて身をかくしているといったこと。
なのに天上界の天使ハルダエルが、レッドストーンのことを知りたければゲールに聞けっていってたこと。
まあ、もと反乱天使だから、天使に追われててもいいのかな。ハルダエルのいったことも、実際レッドストーンのことについて一番の事情通はゲールだから、これも、まいっか。

ゲールが、レッドアイ文書の天上界の反乱首謀者の笑い声を読み上げたときも、真に迫っててあやしかったなあ。
一番よくないのは、ジュディアのネックレスを受け取らないで、長いあいだわたしに押しつけてたこと!これはよくないねっ。
それに、メインクエ1のラストで、ロシベルの幻影をやっつけたらゲールが出てきたじゃないの!あれあやしくない?
あとあきらかにあやしいのは、メインクエ2ででてきた、むかしレッドストーンを集めていたチームからレッドストーンを盗んだものの名前として、ゲールが出てきたこと。
でも、これはいかにもあやしいので、濡れ衣ってこともありえるかもしれないなあ。
あとは、ヒントとなるいろいろな文書がふつうの人には読めないので、いつもゲールに読んでもらっていることが、不安材料のひとつではあります。しかもその文書の情報源が、またもやゲールという名前であることが多い。ここまでゲールだらけだと、もしゲールがわるいやつだったら、いくらでも情報操作できちゃうね!


今回メインクエ2で集めたレッドアイ文書では、天上界で反乱を起こした天使たちの、影の首謀者の日記がつづられています。
それによると、この日記を書いた人が、もともと人の好い天使をだまして首謀者に仕立て上げ、反乱を起こした、ということのようです。
この文書は、最後の部分がわからないまま封印されてしまったので、この影の首謀者が誰なのかわかりません。


現状でもっとも素直な解釈は、ダメルの歴史書で副指揮官天使として名前が出ていたロシベル。彼がレッドアイ文書の日記を書いた影の首謀者で、ゲールあるいはレッドアイ会長を首謀者に仕立て上げて天上界の反乱を企てた。
ここでレッドアイ会長が出てくるのは、現会長が語った、最近よく見る夢の内容を参考にしています。もともと天上界でしあわせに暮らしていたけれど、失敗をしてしまって天上界を追い出されるっていう夢ですね。
でもレッドアイ文書で、踊らされた善良な天使が、反乱がうまくいかずに仲間がつぎつぎと処刑されるのを見てみずから羽根を折る、というくだりは、ダメルの歴史書で出てきたゲールの行動と似ているような気もするのです。


いったいゲールやレッドアイは、何のためにレッドストーンを追い求めているのでしょうか。
ゲールは、反乱天使として追われつつも、過去の過ちを反省して記憶がないながらも天上界のためにレッドストーンを取り戻そうとしている、というのが、現状の素直な解釈です。
レッドアイの場合は、ロシベルの復活を目的としているようなので、もし会長がロシベルにだまされて首謀者になってしまった反乱天使だったのなら、まだだまされ続けているという可能性も考えられます。
反乱天使の残党がレッドアイの頭領としているのも、そのためかもしれません。
会長がレッドアイ文書を見ると死ぬ、というのも、その文書を見ると自分がだまされていたことを知ってしまい、レッドアイの存在意義自体が消滅してしまうから、と解釈すれば、なんとなく納得できるような気もします。


でもまだまだ、ハッキリしないことが多いです。
もしゲールがわるいやつだったら?
天上界自体が腐敗していて、反乱が正義の行動だったのだとしたら?


そもそもわたしは、何のためにレッドストーンのひみつを追いかけてるんだっけ?
正直な話し、このような天上界のもめごとがどんな結末になろうと、地上のわたしにはいまのところ何の関係もないような気がします。火の神獣の不在でも500年ダイジョブだったんだから、これからも地上には何の影響もないんじゃないかなー。
レッドストーンにどんな力があるのかわからないけど、結局は天上界の元の場所におさまるべきとも思うので、その力を使ってどうこうという野心もあんまりわかないしねー。


だからこの先、レッドアイの夏休みが終わってレッドアイから召集がきても、ゲールの新しい作戦が決まって呼び出しがきても、またひみつ解決にのりだすかどうかは、ちょっと迷っちゃうところなのでございます。
もしわたしの力不足が原因で次のメインクエの報告ができないようなことになっちゃったら、そのときはごめん、なのでございます。


それでは、やけにはやくからはじまっちゃった夏休みだから、じっくりこころゆくまで休んじゃおうかな。
休むのは大好き!
もし登校日があったなら、そのときにまたおあいましょう。