台湾側の輸入同意書を合計3回出し直してもらったり、日本側の空港も成田➡羽田➡成田と変更したり、
それなりに修正と変更を繰り返しながら、、、、
出発日が迫った3日前!予想外の要求が、台湾側桃園空港検疫所から!
今回はその点について書きます
これは、今後、韓国系のエアラインを利用してペットと海外旅行に行く方、とても大事なポイントです
改めて言うと、アジア系のエアラインでペットを機内に乗せても台湾に行けるのは、
調べた限り、ASIANA航空と大韓航空のみです
台湾に限らず、韓国仁川経由を選択肢に入れれば、ペットを機内に乗せて一緒に旅することが可能なんです!
私は羽田➡台湾松山の直行便ならば3.5時間ですむところ、仁川乗り換えで丸一日かけて台湾に渡りました
まだ台湾は気温が35度近くありますし、コロナの検疫などで、ペット引き取りに時間がかかると
超小型犬(2.6kg)のうちのワンは、6,7時間近くケージに閉じ込められ飲まず食わすの状態になります
それならば、ゆっくりと時間をかけて、一緒に韓国経由で以降と考えた次第です
ちなみに、台湾のエアラインもいまだすべて貨物輸送、日本のJAL、ANAも機内はだめです
(日本国内のスターフライヤー?がペットOKの座席があるそうですが、問い合わせたら犬用の席だけで7万くらいしました)
というわけで、ASIANA航空で台湾に行くことになったわけですが。
まず、ASIANA航空でペット同伴搭乗する際の手順です
①成田➡仁川、仁川➡台湾桃園 のチケットを購入する
②ASIANA航空のカスタマーサービスに電話をして、ペット同伴であることを伝える
ペット可能の座席は限られているので、必ず電話して搭乗可能か確認する必要があります
③ASIANA航空から搭乗OKの連絡がきて、Eチケット発券
このEチケットのデータは、台湾側検疫事務所に提出する必要があります
ちなみに、ASIANA航空で機内同伴可能なペットは、ケージ含め総重量7キロまでです
ケージのサイズは高さ26cmまでの指定があります
エコノミー席の座席の下に置いておく必要があるからです
詳しくはこちらご参照ください ↓
https://flyasiana.com/C/JP/JA/contents/traveling-with-pets
これで、基本旅の準備はOKと思って、検疫事務手続きに集中していたのですが、
なんと出発三日前に台湾側から急遽連絡が…!!
「あなたは東京から韓国を経由して台湾に来るが、韓国は狂犬病非清浄国なので、別途証明書類が必要です。
成田の検疫事務所で、犬のケージが輸送中完全に封印されていることを記入の上、シールを貼ってもらうか、
それがだめなら、航空会社の責任者にトランジット搭乗のみで韓国国内には入国しないことを
証明書に書いてもらってください」
というものでした
めちゃくちゃ焦りました
台湾側からの要望によれば、優先される証明書は、成田検疫事務所による完全封印の記入および封印シールですが、
これをされてしまうと、うちのワンは実質トランジット中丸一日、
一切ケージから出ることも、食べることもできなくなってしまいます
動物愛護的にもアウトではないかと思います
成田検疫事務所とも電話で相談しましたが、担当官も、封印シールは一度はるとはがせないものだから、
まずは航空会社に聞いたほうがよいとのアドバイスでした
(正直、これはトランジット搭乗の場合どういうケースならば可能なのかいまだにわかりません…)
そこで、ASIANA航空に電話で問い合わせをしたところ、
そのような証明書類はいまだかつて聞いたことがないが、責任者と相談するとの返事
その間、台湾桃園検疫事務所側から送られてきたフォーマット書式が中国語だったので、
必死に日本語翻訳をし、併せてASIANA航空成田事務所にメールで送りました
(DeepLありがとう)
すると、しばらくしてアシアナ航空側から、
「事情を鑑みて証明書にサインをします」とのお返事をいただけましたー!!
これ、本当に、ASIANA航空の英断に感謝です!!
ASIANA航空以外勝たん、って言いたいくらい。
サインした書類を返信していただき、それを台湾桃園空港検疫事務所にあてて
修正をして(この修正にもASIANA航空の事務所の方はつきあってくれました)
最後、桃園空港検疫事務所のOKをもらうまで、生きた心地しませでした
そしてこの間も、この期に及んで!!
また桃園空港検疫事務所のメールサーバーがダウンし、
こちらのメールが何度も送信エラーになり、ヒヤヒヤしながら、出発1日前、
無事「經疫區轉換工具證明書」が認められました
原本は成田チェックインの時に空港で手渡しでいただきました
というわけで、韓国経由でペット同伴旅行の際の注意点は以下です
・日本は狂犬病0国なので、相手の輸入国側は日本から直接来るものと思っているので
そもそも要求書類が少ない
・しかし、途中に狂犬病発生国を挟む場合(それがトランジットのみでも)、事情は変わり
別途証明書が必要になる!!
なぜこれが出発の直前になって発覚したかというと、、、
①台湾側の検疫事務所のサイトがしょっちゅうサーバーダウンしたり、
システムエラーが頻発するため、直接メールでのやりとりを中心にしていた
同意書もサーバーからダウンロードではなく、個別にメール添付でもらっていた
②サーバーが復活しシステムエラーが修正されて、改めてEチケットをアップロードした時(3日前ね)
桃園空港側検疫事務所が、韓国経由便であることに気づいた
※事前にEチケットはメール添付もしていたので、できればもっと早く指摘してほしかったですが
これもまた、先述の通り、桃園空港検疫事務所はOK~OK~的なおおらかなところあるので…
このあたりが問題の背景かと思います
ASIANA航空成田事務所の方々、柔軟な対応ありがとうございました💗