忘備録として、本人の承諾を得て書いてます。
付き合った人がストーカーになって怖い思いをした、という相談を受けた。
それも、二人も。
何か原因があるね、ということでブロック解放をすることに。
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ストーカーになる人には、２つの特徴がある。
１，愛着不安（愛着障害）
幼少期に、お母さんとのスキンシップが不足したり、養育者が交代した場合になる。
愛着不安がストーカー行為につながる研究の報告がされている。
愛 着不安（特に恋愛に関する愛着不安）については，
それ が高い者ほど，親密な関係の破綻に対して身体的，
精神 的なストレスを経験しやすく，
さらに，別れた相手に執 着してよりを戻したいと思うと共に，
その相手に対して 怒りや復讐心を抱きやすいことが
報告されている（Davis et al., 2003）。
参考：親密な関係破綻後のストーカー的行為のリスク要因に関する尺度作成とその予測力
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjpsy/89/2/89_89.17207/_pdf/-char/ja
２，唯一性
もう自分にはこの人しかいない、
パートナーとの関係は唯一無二のものだ
という感覚を持つこと。
交際時に自分には 相手しかいないといった思い込みや
その相手との関係 を唯一無二だとする感覚を抱くこと（唯一性）
が，関 係破綻後の苦悩を高め，ストーカー的行為を増大させる
可能性を示唆する（Dutton & Winstead 2006）
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これを話したところ、二人に、両方がも当てはまると。
子どものころに両親が離婚してお母さんがいなかった、出て行ってしまった。
付き合っているときに、「俺にはお前しかいない」というようなことをよく言ってた。
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では、なぜそういう男性を好きになるのか？
その女性には救済者のパターンがある。
ダメな男性、弱い男性を助けたい、力になりたいという思いがある。
私が愛で満たしてあげる、と考えていた。
世の中のみんなが彼を嫌っても私だけは愛し続ける特別な存在になりたいと思っていた。
つまり、彼女自身には深い無価値感があった。
だから、唯一の特別な存在になり、
「俺にはお前しかいない」と言われることで、
無価値感を満たそうとしていた、ということ。
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その女性には、お父さんとの関係で無価値感の記憶があった。
それを癒して、ブロック解放終了。
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