10月某日

 

 

 不動産屋さんから、「今月のお家賃まだ振り込まれていませんよ」

 

 という連絡が来て驚く。

 

 あれ、いつのまに月が変わったんですかね。

 

 まだ9月20日くらいの気持ちで生きていたんですけれど。

 

 というより、今年、わたしには9月が来なかったみたいなんですけれど、

 

 どこに行ってしまったんでしょうね。

 

 だれかしりませんか。








 9月某日

 

 

 月船さららさんのユニット metro の

 

 『引き際』という舞台の通し稽古を拝見させて頂く。



 稽古場で音も照明もない状態で

 

 ほんとうに

 

 素 

 

 のお芝居を観るという贅沢な経験。


 映画監督の天願大介さんが戯曲を書かれているのですが(演出も)

 

 映画と同じく、あるいは映画以上に言葉にこだわってらっしゃって

 

 一言も聞き逃したくないお芝居は久しぶりでした。

 

 

 つらいことがあってそこから逃げたくても、逃げないで

 

 「粘り強く嫌がらせしよう」

(そのために生き抜く、ということですね)

 

 っていう台詞(歌詞)があって、なんだかものすごく突き刺さりました。


 開眼。




 

 それにしても、色気。

 

 わたしが舞台が好きな理由のひとつが

 

 俳優達のほんものの色気が観られること、なのです。


 生で見ると、やはり「そういう仕事をせずには居られない」人たちなのだなあと

 

 思わざるをえない毒みたいなものにあてられます。


 癖になる毒。

 

 スクリーンやテレビ画面にはなかなか映りにくいそれを、

 

 至近距離で観られるから舞台ってすき。

 

 月船さんと村上淳さんの色気、たまらんかったです。