幸福と睡眠をむさぼる。

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 9月某日

 

 映画が公開して、

 

 満席立ち見! が続いたりして、

 

 もう嬉しくって、

 

 監督や関係者の方々と朝4時まで飲んで、

 

 家に帰ってばたんと眠った。

 

 起きたら、夜の9時だった。



 驚くほど、よく眠った。


 



 舞台挨拶で主演の池脇さんが、

 

 「自分の子供を手放す感じ」って、おっしゃっていた。

 

 本当そのとおりだなあって、


 思った。





 

 

 9月某日

 

 特別なことのある前日は、

 

 いまだにあまり眠れません。

 

 嬉しいやわくわくだけじゃなく、 

 

 特別な何かはいつでもちょっと怖くって、

 

 心がざわざわするのです。

 

 そういうとき、

 

 どうしてか森の中にいるような気分になるのです。


 森の中でひとりぼっちで、

 

 空を見上げてるかんじ。

 

 わたしはひとりぼっちも森も好きだから、

 

 けして嫌ではないのですが。

 

 

 



 

 


 現在発売中の、

 

 「野性時代10月号」に、

 

 「Sea of Dreams」という連作小説を載せて頂いております。

 

 東京ディズニーシーを訪れる人々の短編連作で、

 

 10月号には1話から3話まで、

 

 11月号に4話と5話が載る予定です。

 

 これは、東京ディズニーシー五周年記念作品として、

 

 ディズニーシーのサイトでWEBシネマ化されます。

 

 配信が分かったら、またお知らせします。

 

 



ライオンと苺

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 9月某日

 

 大好きな映画を観たあとに、

 

 大好きな人たちと一緒にお酒を飲んで、

 

 なんだか夢見心地で家に帰って、

 

 このまま眠ってしまいたいと思った。だけど、

 

 ゆっくりゆっくり

 

 映画の力に飲み込まれて、

 

 まだ眠れません。

 

 どうしてかずっと涙が出ます。

 

 そうして、そんな映画と、そんな映画を生み出した人たちと出会えたことが幸せで、

 

 またさらに涙が出ます。

 

 

 ついに来週公開になる、彼らとともに作った映画を、

 

 はやくはやくみなさんに観ていただきたいです。




7倍

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 9月某日

 

 10数年前に何度も何度も読み返した本のことを思い出した。

 

 高校の図書室にあった本だった。

 

 もう一度読みたくなって、

 

 ネットで探したら絶版で、

 

 しかも小さな出版社の本だったため再版の望みはかなり薄い。

 

 ネット上の古本屋を探したら、一冊だけ見つかった。

 

 一万二千円だった。

 

 定価の約7倍。

 

 もちろん定価の7倍以上の価値はあると思うし、

 

 これを逃したらもう出会えないかもしれないし、

 

 ものすごく欲しいんだけど、

 

 でもまだ手を伸ばす決意がつかない。


 なんだかため息の出る出来事。





雷の夜

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 9月某日

 

 東京には今、

 

 ものすごく大きな雷鳴が鳴り響いている。

 

 窓の外が、

 

 薄紫色にそまってる。


 部屋の中まで照らされるほどに雷の光は巨大で、


 それに比べたら、

 

 眼下に広がる街の明かりなんかちっぽけで、

 

 わたしたちなんかとるに足らないって

 

 そんなふうに思ってしまった。

 

 雷の夜に不安になるのは、

 

 わたしだけじゃないはず。






  9月某日



 

  「ミス・日本」に選ばれる夢を見た。

 

  (しかしルックスは今のわたしと完璧に別人であった。)

 

  そして、

 

  ミス・日本になったばっかりに、

 

  「ガラスの仮面」のマヤ並みの、

 

  壮絶な女のいじめに遭っていた。

 


  良い夢か嫌な夢か、

 

  判断しかねる。