乾緑郎NEWS

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新刊、雑誌掲載、インタビュー等の情報をお知らせするページです。

 今年の夏頃までに控えている予定などをまとめてお知らせします。

 

■宝島社文庫から『3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語』が発売されます。

 

 

 6/4に、宝島社文庫から発売される『3分で読める! コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語』というアンソロジーにショートショートを寄稿しています。

 喫茶店やカフェをテーマにした作品集で、私は、『ピートの春、その後』という、以前に同社から発売されたショートショートアンソロジー『5分で読める! ひと駅ストーリー 猫の物語』に寄稿した『ピートの春』という作品の後日談みたいなのを書いてみました。

 もちろん、それを読んでいなくても、こちら単体でも楽しめるように書いています。

 

 他には、岡崎琢磨さんや海堂尊さんなど、総勢25名の人気作家さんたちが参加しています。

 

(こちらも併せてどうぞ)

 

■宝島社文庫から『不連続な四つの謎 「このミステリーがすごい! 」大賞作家 傑作アンソロジー』が発売されます。

 

 

 同じく6/4に、宝島社文庫から、『不連続な四つの謎 「このミステリーがすごい! 」大賞作家 傑作アンソロジー』が発売されます。

 以前に同社から単行本で発売された『このミステリーがすごい! 四つの謎』の文庫版です。TBSでドラマ化されたものの原作本です。

 私は、『黒いパンテル』という短編で参加しています。他の参加者は、海堂尊さん、中山七里さん、安生正さんの三氏。

 単行本にはなかった趣向として、各話を繋げる「幕間」が書き下ろしで追加されました。

 私は『黒いパンテル』→『ダイヤモンドダスト』のブリッジ部分を担当しています。

 

■その他の隠し玉

 

 三部作(?)完結といわれた『機巧のイヴ』ですが、その舌の根も乾かないうちに、早くも復活します(笑)。

 とはいっても、本格的な新篇スタートではなく、スピンオフ短編の発表になります。

 もう原稿は仕上がっていますが、公式の方がまだなので、決まりましたらこちらで告知します。

 

 書き下ろし作品がいくつか進行中。

 うち一冊は、孤島を舞台にしたミステリーですが、いわゆる本格物ではありませんのであしからず。

 これは年内に出せると思います。

 

 小説誌での連載の準備も進行中です。

 ご期待ください。

 

 

 5/15に、祥伝社文庫から『ライプツィヒの犬』が発売されました。

 2017年に単行本で発売された同タイトルの小説の文庫版です。

 

 

 内容はといいますと……

 

 文化庁の研修制度を利用し、世界的劇作家であるヘルムート・ギジの劇作を学ぶためにドイツに留学することになった若手劇作家の内藤岳。

 ギジは実に三十年ぶりの書き下ろし新作『R/J』を執筆中だったが、そのリハーサル中に女優が怪我をする事故が発生。ギジは新作の原稿ごと失踪する。

 岳は、ホームステイ先の演劇研究者の青年・桐山とバディを組み、東西ドイツ統一以前のギジのDDR(旧東独)時代の軌跡を調査するが、そこにはギジ自身が葬り去ろうとした、重大な秘密――シュタージ(旧東独の秘密警察)との繋がりが隠されていた。

 

 というような内容です。

 作家デビューしてそろそろ十年になりますが、今まで発表した長編の中では、もっとも「生みの苦しみ」を味わった思い出深い作品です。

 

 解説は何と! あの円城塔さんです。

 著者本人である私(乾)よりも、遥かに深い洞察に満ちた解説を寄せていただきました。

 この解説だけでも一読の価値があります。

 

 よろしくお願いします。

 

 お知らせがだいぶ遅れてしまいましたが、このミス大賞の先輩作家である伽古屋圭市さんのYoutubeチャンネル「さっかとーく」にゲスト出演させていただきました。

 

 このチャンネルは、伽古屋さんをホスト役に、毎回、小説家をゲストに招き、前半は主に作品のプロットについてのわりと真面目なトークを、後半はフリートークで構成されています。

 私も他の作家さんのプロットを見る機会は殆どないので、非常に参考になります。

 

 今回のトークで取り上げたプロットは、イヴシリーズの第2巻に当たる『機巧のイヴ 新世界覚醒篇』です。

 プロットの一部を公開し、担当編集者との打ち合わせがどう進行し、実際の作品になったかなどのお話をしています。

 

 また、後半は主に私が小説家になる以前、劇作家として演劇に関わっていた時代のお話をしています。

 伽古屋さんも、元々は関西の方で芝居をやっていた方なので、なかなか盛り上がりました。

 

 以下にリンクを貼っておきますので、ご興味ある方はどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 羽鳥書店より、戯曲集『ドライドックNo.8 乾船渠八號』が発売します。

 当初は4/14に書店搬入の筈でしたが、新コロナウィルスなどの影響で、発売が17日に変更となりました。

 

 

 

 

 表題作は、本来は劇団「水族館劇場」のために書き下ろされた新作で、4月に新宿花園神社で上演される予定でしたが、同じく新コロナウィルスの影響などを鑑み、全公演が中止となってしまいました。無念です。

 

 詳しくは、劇団のホームページを参照してください。→こちら

 

 

 宝島社から、本日(2/10)、

 

『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』

 

 が発売されました。

 

 

 帯にコメントをいただいたのは、何とお笑いコンビ、品川庄司の品川祐さんです! 嬉しい!

 

 今回は、その生涯の最後に人を二人殺め、獄中死したという平賀源内晩年のエピソード(史実です)を中心にした時代ミステリー。

 稀代の天才として描かれがちな源内の、武士として、そして学者としての不遇や挫折にスポットを当て、従来とは違った源内像を目指しました。

 

 源内が好きな人はわかってくれるんじゃないかと思うんですが、「平賀源内? エレキテル発明した人?」みたいな現在の評価や印象は、源内さんご本人が聞いたら、さぞやがっかりするんじゃないかと思うのですよ(そもそもエレキテル発明してないし)。

 

 でもまあ、堅苦しい書き方はしていないので、お楽しみいただければ幸いです。