乾緑郎NEWS

乾緑郎NEWS

新刊、雑誌掲載、インタビュー等の情報をお知らせするページです。

■新潮社『yomyom』vol.57に、『機巧のイヴ 如洲望郷篇』の第六回が掲載されています。

 

 

 物語は、前編の天府市通天時代(大正時代風)から、如洲の新天特別市を舞台にした後編へ。

 前編前半の牧歌的な雰囲気はどこへやら、物語はどんどん陰惨かつ深刻な方向へ。

 伊武のポンコツぶりだけが物語の救いになっております。

 ちなみに最終回(次号掲載)は、もう書き上がっており、現在、推敲作業に入っております。

 早ければ年内には一冊にまとめてお届けできると思いますので、もう少しお待ち下さい。

 

 

■『機巧のイヴ』英訳版、『AUTOMATIC EVE』がHAIKASORU社から発売しました。

 

Automatic Eve Automatic Eve
1,473円
Amazon

 

『機巧のイヴ』の英訳版が、『AUTOMATIC EVE』のタイトルで、8/20に発売しました。

 日本のアマゾンからでも、上記のリンクから、洋書扱いでご購入できます。

 

 伊武もとうとう全米デビューでござる。

 

 また、『機巧のイヴ』は、他の言語でも翻訳作業が進んでいます。

 こちらも近いうち、詳細を発表しますのでお楽しみに。

 

 

 Amazonに書影が出て予約が開始されているので告知します。

 7/11に祥伝社から、書き下ろしの現代物伝奇ホラー小説

 

『ツキノネ』

 

 が発売されます。

 

ツキノネ ツキノネ
1,728円
Amazon

 

 老夫婦殺害の現場で発見された少女は、有名な動画配信者だった。

 事件を起こした青年は、少女のネットストーカー的な信者で、自宅を特定して侵入したのだ。

 少女はネット上で『ツキノネ』と名乗っていたが、殺された老夫婦とは血縁がなく、出生届も出されていない無戸籍児だということが判明する。

 一方、フリーライターの大塚文乃は、「記憶の画家」として注目を集める荒木一夫という人物のルポルタージュを書くため、その個展に足を運ぶ。

 荒木は、二十年近く前に湖底に沈んだ「小楷町(こかいちょう)」の出身であり、記憶だけを頼りにその田園風景を描いている。

 町の交差点を描いた絵の前で、文乃は謎の失神を起こして倒れ、今はなき小楷町を彷徨うような幻想を見る。

 一方、児童養護施設に預けられた『ツキノネ』は、その生活に徐々に馴染んでいくが、施設で企画されたサマーキャンプで、再び事件が起こる。

 文乃は、取材相手である荒木の幼少時の記憶を頼りに、小楷町の歴史を調査し、取材に赴くが、やがて、かつて小楷町にあった「蔟神社(まぶしじんじゃ)」という場所と、その周辺にあった、『ツキノネ』という正体不明の生き神を祀る、正平年間から昭和初期まで存在した土着信仰と、それに絡んだ殺人事件や、特高による宗教弾圧事件に行き当たることになるが……。

 

 まあ、無理むりネタバレしないようにあらすじを書くと上記のような感じです。

 先に言っておきますが、ミステリーではなくホラーなので、論理的解決とかはないので、そういうの求めている人はご注意を。

 

 このところ時代小説が続いていましたが、久々の現代物です。

 表紙で鳥居に座っているツキノネちゃんは、けっこうアレな子ですが、お気に入りキャラです。

 

 どうぞよろしくお願いします。

 

 

 情報解禁したみたいなのでお知らせです。

 

 拙著『思い出は満たされないまま』(集英社文庫)に所収されている短編、『しらず森』が、フジテレビで放映される『世にも奇妙な物語 '19 雨の特別編』のオムニバスの一篇としてドラマ化します。

 

 『世にも奇妙な物語』公式ホームページ→こちら

 

 主演は、吉田羊さんです。

 

 作品の遥子のイメージぴったりの、素敵な女優さんですね。

『世にも奇妙~』へのご出演は初めてだそうで、ちょっと意外。

 

 オンエアは6/8(土)、夜9時~11時10分、系列はフジテレビです。

 

 さて、ドラマ化に便乗して宣伝を。

 今回の『しらず森』という短編は、この連作短編集の第一話となっている話です。

 

 

 独立した短編によって紡ぐ、多摩地区にある、さるマンモス団地のクロニクル・ストーリーみたいな感じで、どの短編も、藤子・F・不二雄先生いうところの「少し・不思議(=SF)」を意識して書いています。

 

『しらず森』に出てくる遥子の一家のその後の物語などもありますので、ドラマを観て気になった方はお読みになってみてはいかがでしょうか。

 

 5/17に発売された、新潮社の電子雑誌『yomyom』vol.56に、『機巧のイヴ 如洲望郷篇』の第五回が掲載されています。

 

 

 獅子猿さんによる今回の表紙イラストは、人力車を疾走させる屈強な重五郎と、それに乗っている林夕さん。

 今回は、物語前半の、ほのぼのとした雰囲気とはかけ離れた、ものすごく殺伐とした展開です。

 明るくモダンだった時代から、闇の時代へ。

 お楽しみください。

 

 なお、水面下では書き下ろしの単行本の準備が進行しています。

 すでにゲラの段階に入っているので、夏頃にはお手元に届けられるかと思います。

 このところ、時代小説が続きましたが、超久々の現代物です。ジャンルは伝奇ホラー。

 

 他にも、宝島社で連載していた時代ミステリー『ねなしぐさ』の書籍化作業も進行中。

 

 お楽しみに。

 

『機巧のイヴ』が、『AUTOMATIC EVE』のタイトルで、米国の出版社である Haikasoru から、8/20に、英語圏向けに発売されます。

 Haikasoru 公式ホームページにある『AUTOMATIC EVE』のページ。

 >>こちら

 一応、日本のAmazonからも購入可能みたいなので、リンク貼っておきます。

 国内版とは、だいぶ雰囲気の違った表紙ですね。

 

Automatic Eve Automatic Eve
1,739円
Amazon