何故か今、かなりの只見線ブームらしい。
確かに只見線は東北が誇る絶景路線で、昨年、不通だった全線開業以来、客足が増えて、ローカル赤字路線なのに満員になることもあるとか。
更に、この時期は青春18切符使用者で混雑するとの情報があったので、あっさりと計画変更。
磐越西線(会津若松→新津)踏破に切り替える。
磐越西線も御多分に漏れず赤字ローカル線。しかし、この路線も東北が誇る絶景路線でもある。
もし日本国が守らねばならぬ鉄道風景があるならば、磐越西線も上位ランキングされねばなるまい。
約4時間の長旅は途中の喜多方駅~山都駅区間の約30分間は2年前の台風のため、BTRバス代行。
それもまた旅の趣向と思えるのは、良いのだが、果たしていつ全線開通するのやら。
今の所、復旧のメドはない。
このまま、廃線の道へ進まねばと良いのだが・・・・と危惧する路線でもある。
会津若松→喜多方
喜多方駅で時間があったので、定番の喜多方ラーメンを食う。味は安定の味で、特に普通。
BTR代行バス。 意外と混む。喜多方→山都駅
山都駅→新津駅
私事ながら、青春18切符は若者や学生限定切符だと長い間、勘違いしていたことを後悔する。
この「青春18切符」のネーミング自体が良くない。だから、オッサンは使えないと勘違いするのも仕方ないだろう。
遅まきのデビューの理由はこのネーミングにあると言ってもいい。
最終の新津駅まで乗り、この日の宿は長岡駅まで足を延ばし投宿。
安ホテルなれど、1日の疲労感と達成感で高級ホテル並みに安心快眠。
翌日は新潟駅始発の「特急いなほ」に乗り、余目駅に行く。
普通列車の長旅はオッサンには辛いので、多少の高級感も必要なんだな。
なれど、30%オフ「とくだ値」利用でお得でしたわ。
余目→新庄→仙台は青春18で帰る。ついでに新庄→仙台は快速「湯けむり号」をチョイス。別名「いねむり号」。
こちらも530円の指定券購入で、それなりのゆったり感が味わえるのは、非常に良いです。(笑)
ついでに陸羽西線(余目~新庄)は工事中のため、こちらもBTR代行バスに乗車。こちらは来年の開通が決定されているので、
廃線の心配は当分ない。
むしろ廃線の心配は「いねむり号」が走る陸羽東線だ。聞くところによるとコロナ禍以来、100円の売り上げに対して費用が10,000円掛かるらしい。
これはどうしても危ないわ。
特急いなほ。新潟駅→余目駅乗車
普通電車で駅弁を食うのは恥ずかしいが、特急だと何故か普通に感じる。
新潟駅で買った佐渡ケ島特産品駅弁。かなり美味かった。味付けが凝っていた1450円。
新庄駅→仙台駅。「快速湯けむり号」
車掌が鳴子渓谷の写真を撮れと言うので、撮ってみた。車掌がアナウンスするのは珍しいと思う。
只見線はまたの機会に。