ムーア人の勇敢な将軍オセローは、
サイプラス島の行政を任され、同島に赴く。
副官に任命されなかった事を不満とする旗手イアーゴーは、
策謀を巡らせて副官を失脚させた上、
オセローの妻デズデモーナの不義をでっちあげる。
嫉妬のあまり、妻を自らの手で扼殺したオセローは、
すべてが、イアーゴーの奸計であったと悟り自殺する。
シェイクスピアの後期の傑作で、四大悲劇の一つ。
シェイクスピアの四大悲劇はこれで3冊目です。
あと残るは「ハムレット」のみ。
ちなみにムーア人とは北西アフリカのイスラム教教徒の事です。
そして言われるまでも無くボードゲーム「オセロ」の名前の由来は
この戯曲のタイトル「オセロー」から来ています。
オセロー将軍は黒人(=黒石)で、
妻のデズデモーナは白人(=白石)です。
その二人の関係がめまぐるしく変わる展開であることから取ったらしい。
話を元に戻しますが、
四大悲劇と言うだけあってやっぱり救われませんなぁ(-ω-;)
オセロー将軍はもうちょっと冷静に考えて行動すべきだったと思います。
元凶であるイアーゴーを誠実な男だと
信じてたのも原因だったのかも知れませんが(´・ω・`)
