NIKA王の映画好き NIKA王の映画好き


やはり踊るはよかった。踊るらしいところがある中で一つの変化に伴い今までの踊るとは少し違うところもまたよかったと思う。
 真下は最後に所長になるのはとんだサプライズだ。
 犯人の男は踊るのドラマの一話目でゲームセンターで問題を起こしたあの少年。明確にはしなかったがあの時の少年が犯罪を起こす、なんてことは日常的にもあるのだろうと現実に引き戻された。
 あの湾岸署の人が行き来してゴタゴタしている感じがとても好きで今回は引っ越しとあって「キター」って感じだった(笑)。以前は魚住係長が「健康診断いってねー」とか言ってたので今回は青島が言ってほかの人があまり聞いていないのを見て笑ってしまった。
あと「交渉人真下正義」ででてきた地下鉄の写真を携帯で撮った駅員が今度はジャックされたバスの運転手ででてきたのとか今までの踊るを見てきた人なら思わずくすっとしてしまう細かい笑いがやはりたまらない。
 今回の踊るで違うことはいわゆる本店と所轄のいざこざがあって最後に室井さんがやってきてまたたくまに事件を解決する、という内容ではないことだと思う。何より和久さんへのレクイエムだと思った。踊るではあまりない「生」と「死」をテーマにした本作。踊る流の笑いで包みながらも根底にある和久さんの死が常に青島に付きまとう。自分が重い病気でもう長くないと知った青島。(あとになって違うとわかるが)落ち込む中で和久さんのノートに書かれていた言葉が青島に突き刺さる。死ぬ気で仕事をしれ。その時だけ人は生きる。そしてすみれさんにも励まされる。最後まで青島らしく。それは和久さんがいなくなってもなお「踊る」らしく。というようにも思えた。
 飛ばされたはずの室井さんが知らないところで一気に出世してmovieででてきたいわゆる「会議室」の一員となる。上にいったのに自分の理想とのギャップが埋まらないもどかしさに今まで以上に無口になる室井さん。それとは反対に今回からでてきた鳥飼。踊るにはいなかったキャリア。彼は今作では思いのほか重要なポジションをとっていた。
 占拠された湾岸署。閉じ込められた仲間のために必死でその頑丈な壁を破壊しようとする青島。お前は部下と引っ越しをしてればいいという本店の刑事に向かっていう一言。
「俺に部下はいない。いるのは仲間だけだ。」
 そこだと思った。たとえ出世して係長になってもあくまで「青島らしい」係長。出世した分上との調整にもならなければならなく少なからずやんちゃができなくなって青島がだがこの一言がすべてを物語っていたと思う。上司と部下の関係で捜査をするのではなくみんなが一つの事件を一緒に捜査する仲間。その意識だけはどんなことがあっても変わらない青島だ。
 何もできなかった室井さんが最後に命令を下す。それは青島に日向真奈美を説得させるというもの。有無言わさないその命令がすべてだった。
 旧湾岸署で二人になるシーン。湾岸署を爆発させて自殺をとげようとする日向に青島が言う。
「お前を逮捕するのが俺の誇りだ。」
 鳥飼の犯罪者は死ねばいいという考えとは真逆の青島。それは犯罪者ですらあくまで人であるということ。人が罪を犯し、そして逮捕する。ドラマで言っていた和久さんの言葉が頭をよぎった。
「俺たちの仕事は憎しみ合いじゃない。助け合いなんだ。」
 逮捕した犯人から恨まれることも多々あるであろう警察の仕事の中で長年経験した和久さんの言葉。
 和久さんはいない。それはどんなにこの映画が面白くても決して埋まらない大きな穴。でも湾岸署のみんなは和久さんの思いを確かに受け取っていたと思う。
この映画は和久さんがいない世界でそれでも前へ進もうとする一つのけじめだと思った。

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NIKA王の映画好き


よくぞここまで!!っていうくらい日本映画とは思えなかった。やればできるじゃん、って感じで。
 原作は全く知らなかったので新鮮でした。それがよかったのかな。
 冒頭から激しい戦闘シーンでSWエピソード3を思い出してしまいました。それくらい迫力のある映像だった。ヤマトが地面から出てくるシーンや波動砲もよかったけどそれ以外の武器を使っての戦闘シーンは圧巻。ガミラスの造形も素晴らしかった。宇宙での戦闘機や船での戦いは見たことがなかったしやっとここまで来たか日本と思った。いい日本映画はたくさんあるけど単純なアクションエンターテイメントがもっとあってもいいなあと思っていたので。
 内容もよかったと思う。登場人物のドラマも要所要所に入っていてとても共感できるもできるものだったのでその後のアクションも気持ちが入って見れた。
 家族を守るため地球を守るため自ら戦闘機に乗って前線で戦っていたのにそのために自分の家族を死なせてしまった古代進。
 大事な息子を自分たちの身代わりに死なせてしまったにも関わらず気丈に振る舞い決して表に出さない沖田。
 口がきけなくなったまだ5歳の息子を離れ離れになってしまった島。
 母からもらったお守りを大切にしどんなことがあっても弱音を吐かない空間騎兵隊隊長斉藤。
 親友を失いその弟を自分の弟と思い後ろから常に見守る真田。
 その他にも不器用で強気な森雪、徳川機関長や佐渡先生など個性的で頼もしく存在感のある仲間。
 とても印象に残ったのは悩み迷っている古代に沖田が言った言葉だった。上に立った者にしからわからない気持ち。兄を見殺しにしたと思い込んでいた古代だったが艦長代理になって初めて気づかされた沖田の心。すべてを決断しすべてに対して責任があり誰よりも仲間を想い冷静でいなければならないリーダー。この沖田を演じた山崎努がすんごく良かった。
 この映画はやはり映像だけでなく人間ドラマもしっかりしている。そしてなにより自分がこの映画を見て思ったのは「リーダー」と「希望」である。
 いざとなったとき迷わず決断し行動し責任を取り無条件で仲間を助けるリーダー。精神的にもまだ未熟だった古代が周りの人に支えられ、時に迷い時に悩み苦しみ少しずつ成長していく姿は見どころの一つだ。
 そして希望。「暗闇の中のわずかな光だったとしても我々は可能性を本物の希望に変えよう。」古代が艦内の仲間に伝える言葉である。途中で明らかになる沖田の嘘さえも「だったら俺はその想いを信じる」とわかっていてもなお信じる古代。それはきっと艦長としての沖田の気持ちをすべて理解し受け止め信じたからだと思う。保証なんてどこにもない。最後まで沖田の嘘で終わるかもしれない。それで仲間が全員死んでしまうかもしれない。それでもなお古代は信じ続ける。監督が言っていた。今の若い人は日本を嘆き「どうせ~だから」とかあきらめる。確かにいろんな意味で厳しい世の中かもしれない。だがどんなに小さな光しかなくて周りが真っ暗だったとしてもそれを希望に変える力を自分たちは持っている。そんな想いが映画を見ていて伝わってきた。どんな時代だってどんな状況だって希望はある。たとえ絶望しても生きている限り光はあってそれが消えることはない。 それ以外にも古代の部下だった加藤達との関係や斉藤との友情、ぶつかりあっても本当は愛し合っていた森雪、色々な人達がいての古代だったなと思う。
 命を懸けろとは言わない。死ぬことが美学だとも思わない。でも自分の命を懸けてでも守りたいものがある、守りたい人がいるというのは素晴らしいことだ。

 キャストもばっちりあっていた。もちろん中にはアンチ木村拓哉がいるだろうし嫌いなのは仕方ないけど彼ほどカリスマ性がありリーダーシップがあり華があり説得力のある人はなかなかいない。木村は古代進を演じていたのではなく古代進になっていた。だからオリジナルとは当然違う。木村色に染めればいい。じゃなかったら実写の意味がない。少なくとも木村の古代進は誰もがついていきたくなるような器があってユーモアがあって仲間思いで最後まで諦めない人だった。それでいい。
 自分はこの映画が大好きだ。感動したし面白かったと思う。でも反対の意見の人もいるだろう。まあそれで仕方ない。人それぞれだから。ただ一つ言いたい。この映画が面白いと思っている人、傑作だと思っている人などに対して批判するのは嫌だ。劇場に足を運んで面白くていい気持ちで劇場を出て感想を書いている人も沢山いると思う。そういう人に対して自分よがりの意見でけなしてほしくない。

 こういう映画がもっと増えればいいと思う。この映画は子供から大人まで男性女性関係なく楽しめると思う。たまには家族そろって楽しく観れる、カップルで友達同士で観れる作品だと思う。


NIKA王の映画好き-red


 いやぁーーー面白かった!!!何も考えずにただただ面白かった。


 冒頭のアクションシーンあら始まり、各登場人物の登場シーンも笑える笑える。やはりマルコヴィッチは最高にいい!!ブルースウィリスの後ろで好き放題やっている感じ。切れててでも本人はまじめで。ヘレンミレン演じる殺し屋も最高にカッコイイ。かつての恋人とのエピソードも物語を面白くしている。

 だがなんといってもフランクとサラである。ことあるごとにフランクが仲間たちにサラに恋したと打ち明けるシーンはうける。電話で20回以上も電話したことからCIAに疑われるといきなり家に押し入られ巻き込まれてしまうサラだが戸惑うのは最初だけで後半は刺激たっぷりの日々に妙に生き生きしていて。怖そうで超強くて頑強そうなフランクの一途な思いに最後はいい感じで終わるのもよかった。


 フランクとサラが二人でCIA本部に潜入するシーンもまたいい。ウィリアムとの新旧対決が見もの。ウィリアムの師匠がフランクの弟子という設定もGOOD。生身のアクションシーンはやはり興奮するなーー。


 テンポがよくてあっちこっちいってそのたびにアクションがあり、キャラが個性的で魅力的で超強くて、頭もよくて。見ていて安心できる展開。ただモーガンが・・・・。生きていてくれていると信じていたのだがな・・・。


 でもとにかく面白かった。映画館で見るべき映画。見て損な映画!!!