日本語で押し通す!! | 量子論と脳科学ベースの引き寄せ理論

日本語で押し通す!!

外国人向けに日本語を教えている
伊藤惠子さんという友人が先日(大分前ですが)、

「外国人向けに日本文化を伝える方法」

というミニセミナーを開きました。
特に勉強になったのが、


「日本語で押し通す」


という部分です。


とかく日本人が思いがちなのは、

「外国人だからきちんと英語で伝えなきゃ」

ということですが、そんなことは
全然考えなくて良い(笑)。

日本文化を学ぶセミナーに来ていること
自体、すでに日本の文化に触れたいという
想いがあるはず。

かえって英語で伝えると、異文化に触れる
という刺激や、日本語を学べるという刺激
がなくなり、つまらなくなるとのこと。


なるほど~、です。


例えば、

書道を教えるとします。


日本人でありがちなのは、

「はらい、を英語でどう言えばいいんだ?」

という考え。


でもそんなことは考えなくて良い(笑)。

ただ、その場で実演して見せて

「はらい!!」

とひとこと言えば、

「おー、『はらい』って言うんだ」

って勝手に理解すると(笑)。


言われてみればそうですよね。

変に下手な英語で伝えようとするより、
シンプルな日本語で身振り手振りを入れた
ほうがよほど伝わる。

その通りだと思います。


実はメラビアンの法則というものがあります。

それによると、

言語で伝わっているのは、
伝えようとしていることの
だいたい5~6%だと。。。

最近の研究では20%と言われている
そうですが、それでも2割です(泣)。

それ以外は、身振り手振り、顔の表情、
雰囲気、見た目の印象などが占めるんです。

最近はメールやSNSの普及で言葉による
コミュニケーションが主体ですが、

600万年と言われる人間全体の歴史から見ると
言語を使い始めたのはほんのつい最近(笑)。

やはり実際に会って、五感をフル活用しながら
相手を理解することが重要だと実感するこの頃です。