私が海外勤務を始めた頃から35年来の馴染みのバーのオーナーの誘いで納涼屋形船を楽しんだ。
彼の企画する屋形船は4月のお花見以来だ。
立秋の前日だというのに相変わらず朝からギラギラとする太陽の中、少し早めに出かけてみた。
集合場所は、JR京葉線越中島駅の近くなので、東京駅ではなくJR山手線有楽町駅で下車して、都会のオアシス「東京国際フォーラム」を抜けて京葉線東京駅に向かう。
折しも、東京国際フォーラム名物「大江戸骨董市」開催中。
場所が場所だけにびっしりと並んだ露店に大勢の国内外のお客さん。興味ある品物もあったが、見てるときりがないので先を急ぐ。
広い東京駅の南端の、それも深〜い地下4階の京葉線からはほんの数分で越中島駅。
地上に出て、東京海洋大学沿いに10分程歩くと豊洲運河周辺。
久しぶりに来ると、聳え立つ高層マンションの数にビックリ!
この辺りにしては収まりの良い建物とアングルなので一枚。
この辺りには不釣り合いな巨大な建物。
郷里の運送会社も大きくなったもんだ。
斜め前にある先ほどの研究所の本館を一枚。
さすがに大手建設会社、こだわりの免震、省エネ建物だ。
夕方5時半前、40名程の老若男女を乗せた屋形船「内田丸」がいよいよ出航。
今日のコースは、お台場〜清州橋と廻る2時間半の夏の夕べの宴。
しばらくすると、今話題の豊洲中央市場が見える。
かもめも気持ちよく涼をとっているのかな?
いや大好物の海老天の尾っぽを待っているのだろう。
お台場沖に1時間ほど停泊した後、隅田川上流へ。
ようやく日没。
東京タワーも五輪カラーに。
清洲橋の向こうに東京スカイツリーを観ながら、船は折り返して越中島へ戻る。
美味しい天ぷらとお酒、そして夜景に夜風。
なんとも贅沢な夏の宵。
来年の花見船が楽しみだ。