だいぶ前から、もう10年以上も前の話。


競輪選手の競走用ギアの倍数が上がりまくって、S級では4.33とか4.50とかが多かった時代から(今は男は4.00未満、ガールズ3.80未満の規制有り)、


9人の競走でも3+3+3などの3分戦が減り、3+2+2+2や、単騎もいる細切れ戦が増え…


勝利選手インタビューでも、

「順番が来たら行こうと思いました。」


の発言が目立つようになり、「競輪」が、「ケイリン」化してると長らく言われ続けてきました。



そんな中、6/12の岸和田、高松宮記念杯競輪2日目、第8レース


三谷将太選手が、漢字の「競輪」をやってくれました!


福永大智選手の先行の後ろで、早めに巻き返しに来た取鳥雄吾選手に、ヨコ2発で中国勢を食い止め、


さらにバック過ぎに捲くってきた伊藤颯馬選手にも、ヨコ2発で九州勢も止め、


さらにラストの直線では、後ろから抜きにきた椎木尾拓哉選手も外に追いやりながら1着入線!



前が風を切って駆け、番手が巻き返してくる別ラインをブロックして食い止める昔ながらのレース。


久しぶりに「漢字の競輪」を見た!