今シーズン不調に喘ぐミランだが1月の移籍市場ではなかなか好調なようだ。
現在ミランが最優先で獲得を狙っているのがラツィオのイタリア代表DFマッシモ・オッドとレアル・マドリードのブラジル代表FWロナウドなのだがミランへの移籍が決定したためか今週末の試合には2人ともチームに帯同していない。
ロナウドに関してはたとえミランへの移籍が決定していなかったとしてもファビオ・カペッロ監督の構想から外れているのでチームへの帯同を許されなかったとしても不思議ではないのであるが、オッドはラツィオのキャプテンとしてチームをこれまで引っ張ってきただけにチームへの帯同を許されなかったという事実はミランへの移籍が決定したと見てもいいのではないだろうか。
2月に再開されるチャンピオンズリーグ決勝トーナメントにはロナウドはすでにレアル・マドリードでチャンピオンズリーグのグループステージに出場しているためにミランで出場することはできないのだが、オッドはラツィオが勝ち点ペナルティーを受けたためにチャンピオンズリーグにもUEFAカップにも出場していないのでミランでもチャンピオンズリーグへ出場可能。
というわけでミランはまずはオッドの獲得を最優先にすることが予想される。
ロナウドに関してもロナウドとミランの間ではすでに合意に達しているらしいのだがレアル・マドリードのカルデロン会長を説得することに難航しているようだ。
ロナウドがミランに移籍してきた場合、インテリスタはダービーでどのような反応を示すのであろうか。
裏切り者と思われているロナウドだけに大ブーイングは間違いないだろうが、あまり過激になりすぎてクラブに迷惑はかけないで欲しい。
特にインテルウルトラスの行動には十分に配慮しなければいけないだろう。