ようやく8強が出揃ったワールドカップだが2日間ほど試合がないのでなんだが物足りないような気分である。


毎日のように試合があっただけに余計にそう感じるのだろうが、本当に早く準々決勝が始まらないかと楽しみでたまらない。


準々決勝と対戦カードは以下の通り。


ドイツvsアルゼンチン


イタリアvsウクライナ


イングランドvsポルトガル


ブラジルvsフランス



8強の中にサッカー先進国である欧州と南米以外のチームは含まれていない。

これまでの大会ならば少しは波乱があり、サッカー先進国以外のチームを1チームくらいは含まれているのだが今大会ではFIFAの厳しい命令により各国のリーグ戦を強制的に早く終わらせるようにさせたためにビッククラブに所属している強豪国の選手たちが休養を十分に取れているところが波乱を少なくしている原因であるだろう。


しかしFIFAのおかげで稀に見る好カードばかりとなった大会を楽しめると考えれば嬉しいものだ。


インテリスタである私はインテルに所属している選手がいるチームを応援することにしているので準々決勝に進出しているチームで私が応援することになるのはアルゼンチン、イタリア、ポルトガル、ブラジルになる。


開催国ドイツはここまで楽な相手ばかりが対戦相手だっただけにアルゼンチン戦が本当のワールドカップ開幕の戦いになるだろう。


セルビア・モンテネグロ戦での爆発的な攻撃力をアルゼンチンが発揮すればドイツのDFなどあっという間に撃破されてしまうと思うが、ドイツのクリンスマン監督がどのような戦略で挑んでくるのかが注目だ。


もう一つの注目の試合は98年大会の決勝戦の再戦であるブラジルvsフランスだろう。

本大会が開幕した当時のコンディションであればブラジルの圧勝だったと思うのだが、フランスがスペイン戦でみせた老獪な戦い方を見ているとブラジルを撃破することも不可能では内容に思われる。


休養十分なジダンがどれだけフランスを操れるかがブラジル撃破の最大のポイントだろう。

唯一フランスの不安材料を挙げるとすればベテラン選手が多いために試合後半のガス欠が心配だ。