昨日行なわれたF1第7戦モナコGPはフェラーリのミハエル・シューマッハーのタイム剥奪によってポールポジションからスタートしたルノーのフェルナンド・アロンソがモナコGP初優勝を飾った。


このモナコGPにはルノー本社のカルロス・ゴーンCEOも観戦に訪れていたのだが、ルノーの今シーズンの強さを感じてコストカッターの異名をとるゴーン氏もルノーチームのF1参戦に少しは理解が深まったのではないだろうか?


タイム剥奪の処分をうけたミハエル・シューマッハーは22番手のスタートから最終的に5位でフィニッシュしている。モナコというオーバーテイクが不可能に近いサーキットを考えるとこの成績は驚異的といっていいだろう。


ミハエル・シューマッハーはレース中の最速タイムをたたき出していただけに昨日の予選での出来事が悔やまれてならない。


レースは2位にマクラーレン・メルセデスのファン・パブロ・モントーヤが入り、3位にはレッドブル・レーシングのデビット・クルサードが入っている。


注目のスーパーアグリF1チームはフランク・モンタニーが初完走で16位に入っているが佐藤琢磨はリタイアでモナコでの初完走はまたしても来年以降にお預けになった。


さて第7戦が終了した時点でポイントランキングではアロンソとミハエル・シューマッハーの一騎打ちの様相となっている。


現在の勢いを考えるとランキング3位以下のドライバーがタイトル争いに関わってくることは不可能だろう。


現在アロンソ64ポイント、M・シューマッハー43ポイントとアロンソの優位は動かないが。