2009-01-31 22:22:22

何でも記録しておいてみる

テーマ:フロク



一昨年だったと思いますが、池波正太郎さんのエッセーを集中的に読んでいた時期がありました。
(このフロクでもその時期、書いたように記憶している。)
その中で、池波正太郎さんが、かなりの長期間にわたって(どのくらい長期間であったかは忘れてしまいましたが)自分が何を食べたか記録していると書かれていました。




池波さんが何を食べたか記録していた理由はよくわからんのですが、すくなくともダイエット目的でないことは確かです。
彼によると何を食べたかを記録することによって、その当時何をしていたか、どんな状況だったかを鮮明に思い出すことができるということでした。
つまり、どうやら備忘録的に食べた物を記録していたということでしょうか。




食べ物に限らず、記録しておくということは、生きていく上で有効だと思います。
私はビジネスの世界で生きていく中で、常に効率を意識してきました。
だから、自分の仕事を小分けに切り出して、それぞれにどの程度の時間を要するのかということを計測して、記録したりしたものです。




たとえば、お客様と会食をし、翌朝に御礼のメールを書く。
どのくらいの時間がかかるものか計測してみると、ただ判を押したような、文例集から借りてきたような内容では書く意味がなかろうということで、会食時間中に気づいたことや勉強になったこと、今後の展開への布石となるようなことを熱心に書き綴るわけです。
すると、これではあっさり過ぎるとか、ちょっと嫌味だとか、表現上苦しい部分が出てきたりして、ひとしきり悩んだりすることもあります。
そんな具合だと、あっという間に10分くらい経ってしまう。




その一方、朝一番に先方に電話を入れて、秘書の方につないでもらい、
「昨日は本当にありがとうございました。」
「今後、何々はこうしたい…かくかくしかじか…」
ひとしきり言いたいことを伝え、電話を切るまでに、私の経験だと、せいぜい1分30秒程度です。
自分が想定しているよりも、はるかに短い。




しかも、言いたいことを明確に直接伝えることができる。
メールで御礼を書くということは、前提として、そちらのほうが効率的だということになっているはず。
ところが、現実的な時間効率では電話のほうがはるかに高いというわけです。




さらに、直接電話するほうがはるかに効果的でもあります。
仮に、直接話ができなかったとしても、秘書の方などを通じて御礼の伝言を残すことで、”一言御礼”の用は足りてしまう。
逆に、大量に送られるであろう電子メールの中で”御礼メール”がどこまで読まれるか、実にあてになりません。




これとて、計測し記録してみなければわからぬこと。
いや、実は、計測するまでもなく、電話のほうが効率的だとわかっているのだが、電話一本することが面倒に思えて、メールのほうが効率的と断じることで、その面倒を回避しているということもあります。
ところが、具体的に計測すれば、もはや自分に言い逃れもできないわけで、自然に電話することを選択するようになるものです。




ちなみに、池波正太郎さんに影響を受けて、しばらく食べた物を全部記録することに挑戦していた時期がありました。
その効用については、いずれかの機会で披露させてもらうかも…です。

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2009-01-26 22:22:22

極端な悲観論

テーマ:ビジネス雑感

これほどに「先行きが見えない」という言葉を聞くことも珍しい。
楽観的な見解など示そうものなら、「非常識!」と叱られそうな状況です。






さて、こうした状況下で、私が思い出すのはレスター・サローさんの『知識資本主義』という本です。
サロー先生によれば資本主義を作り出してきた3つの要素とは、「貪欲さ」「楽観」「群集心理」だそうです。
手短に言うと、人々の限りない貪欲さが次から次へと新たな投資を生み出す活力の源泉になっている。
そして、その金儲けへの貪欲さは、物事を自分にとって都合よく解釈する先行きへの楽観によって更に加速していく。
そうした楽観的で貪欲な経済活動は「まだまだやれる」「皆もやっているから私も」という群集心理によって補強されているというわけです。





貪欲で楽観的で群集的に行動することで、バブルが発生し、そして必ずそのバブルははじけるということをサロー先生は説いています。
おそらく、サロー先生以外にも、バブル発生のプロセスを解明し、その崩壊までを予測してきた先生はたくさんいるはずですが、我々はそうした警告に耳を貸さないものです。





一昨年だったと記憶していますが、金持ち父さんのロバート・キヨサキさんが「今、起きている事態はバブル」「(一部の不動産価格など)明らかにおかしいことが起きている」と警告を発していたことも思い出します。
「パーティに参加せず家で引きこもっていることは間違っている」「しかし、パーティがおかしな方向に向かっていることに気付くことは重要」「そして、そういう時は、パーティ会場の真ん中にはいないで、いつでも逃げられるように出口に一番近いところで静かに参加しているのが正しい」というようなことを書いていたことがとても印象に残っています。




さて、後知恵なら、何とでもいえます。
今はとにかく静かに引きこもることが正しいのか、それとも、積極的に行動すべきなのか…
サロー先生が曰く、一度バブルが崩壊すると、とたんに極端な悲観論に走るのが資本主義の特性だそうです。

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2009-01-16 22:22:22

先生とランチして…

テーマ:ビジネス雑感

一橋大学経営大学院の楠木先生と久しぶりにお会いしました。
楠木先生は同世代だというだけでなく、彼の人間性というか考え方というか、全然違う世界で生きているかただけれでも、すごく共感できるので、勝手に親近感を持っています。
楠木先生の研究内容を詳しく理解しているわけではないですが、過去でいうと「組織の反対側は市場だ」という話はすごく納得できることでした。




最近の研究的取組としては「これからの戦略はストーリーがないとダメだ」ということだそうです。
これも確かに、その通り。単に性能を競い合う時代じゃなくて、そのサービスや製品を形作っている一連のストーリーを買い手は共有するようになっている。




学術の世界に生きる方とお会いして、よく思うのは、私のような一般人がなんとなく習慣的に、あるいは、感覚的にやってしまっていることを彼らは理論的にわかりやすくまとめてくれるということです。
まぁ、それが研究というものなんでしょうが、一般人が体系立てて考えきれていないことを理論としてまとめてくれる。




楠木先生曰く「たいていの問題は時間と規模によって解決できる」。
「大規模なことを短時間でやろうとするから失敗する」のであって、「規模を小さくして、ゆっくり時間を掛ければ解決できることが多い」というお考えでした。




まさにその通りと思います。
経営者というのは、楠木先生の言うところの「大規模なことを短時間でやって失敗」することが実に多い。
そもそも経営者という生き物は”規模がでかいこと”と”スピードが速いこと”で評価される。
(勿論、これとは異なる評価軸も存在しますが…)
が故に、ついついでかいことを短時間でやろうとするのでしょう。
(常識的に考えれば、できやしないのにねぇ…)




経営者が受けるプレッシャーというのは、実は経営者自身が作り出してしまっているのであって、やれ株主の圧力とか、社員の期待とか、競争上の生き残りとか、そんなものは(経営者のモチベーション上)大きなパーツを占めていないというのが、私の見解です。




人間(特に経営でうまくいくような人間)というのは、勝手なものですから、他人から受ける影響によって、苦しいことを自ら進んで実行するはずなどありません。
そんなことじゃなく、もっと強いエゴによって突き動かされるもの。
つまり、自尊心というかプライドというか自己発現欲求というか、誰かよりも”でかくて”誰かよりも”はやく”実現したという栄誉が得たいために苦しいことでもチャレンジする。





そこまでは間違っていないんだけれでも、いつの間にか、自分自身の欲求で動いているにもかかわらず、それを「市場からの要求だ」などとすり替えたり、自ら作り出したプレッシャーをいつの間にか、本当にそれが社会から望まれているように錯覚したりするのが怖いことです。
そこまで世の中は期待していないのにねぇ…ついついでかいことを早くやりたくなるのですねぇ…

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2009-01-10 22:22:22

何かと自分でやるということは

テーマ:日記?




大変です。
去年の11月くらいでしたか。
家でPCを利用するのに”無線”じゃないというのも、いかにも古かろうということで、某社の無線LANルーターを購入。




まず、はじめに突き当たった問題が、PCを2台つなげないという事態…
よく理解できなかったのですが、1台目と2台目の設定方法が違うという。
で、会社の詳しい人間(要はITセクションのメンバー)に「私的なことで申し訳ないが…」などと言い訳しながら、どうすりゃいいかをサポートしてもらい、結局、彼女がこのルーターメーカーのWEBページから設定方法を探りだしてくれて、ひとまず解決しました。




ところが、ほどなく、なぜか今度は1台目のPCが接続不良に陥る。
いたしかたなく、1台目はLANケーブルで接続を余儀なくされる…
(しかも、無線接続後、嬉しさのあまりLANケーブルを捨ててしまったため、短さゆえに不便極まりない予備のケーブルで我慢せんといかん始末。)




数日後、事態はさらに悪化。
遂に2台目も接続不能に…
どうしようもなく、恐る恐るメーカーのサポートセンターに電話。
ところが何度かけても到底つながる気配がない。
半ば意地になって架電し続けて、ようやくサポートの女性につながったのも束の間、こちらが何も言う前から、彼女は明らかに電話を取った瞬間から苛立っている。




確かに気持ちもわかります。
電話を取り続けるサポートの仕事。
でもって、電話のつながり具合から考えて、完全にオーバーフローしているに違いない。




話せば話すほどケンカ腰になる彼女にあきれて休戦。
「しばらく放っておけばつながるようになる…かも…」などと考えて、しばらく放置するも、つながるようになるはずもなく、仕方なく、メーカーのWEB上の「お客様サポート」コーナーを頼りに悪戦苦闘して、何とか2台目はつながるようになったのですが、なぜか常に断線して安定しない。
それをなんとか我慢して使い続けて2週間ほどでしたでしょうか、我が家にi-pod touchがやってきました。




これは、何としてもWi-Fi接続せねばいかん、ということで、もはやヘビーユーザーと化した「お客様サポート」コーナーへ。
やはり私と同じニーズのユーザーが多いのか「i-podをつなぐ」みたいなコーナーがあり、どうやらルーター側の設定を変更するというので、PCからルーターをいじるんだが、なんせ私の主力機(2台目のPC)は断線を克服できていない。
手間取りながら、なんとかサポートセンターの力を借りずに設定に成功!




ところが、年明け。
突然、i-podのWi-Fi接続が不能になりました。




もはや観念して(いらだち抑えきれず)、”破壊的出直し”をしようかとも考えました…
が、それも大人げない。
休日の朝から、まずアップルのサポートに電話。
(アップルはすぐにつながりました…私の短いユーザーサポート体験がここで覆された感じです。)
一通り症状を伝え、あれこれといじった挙句、「やはりルーター側の設定についてメーカーさんとお話しされたほうがいいですねぇ~」という温和ながら匙を投げられたかっこう。




そして、恐怖のメーカーサポートに再チャレンジ。
電話はなかなかつながらず、ようやくつながったかと思うと、予定通りに、のっけからケンカ腰の雰囲気。
(同一人物でないことは確かなので、このケンカ腰はもはや企業文化?)
それでも前回よりは、だいぶ無線LANの知識が増加していることもあって、会話がキャッチボールになってきた。




結局、何とかいうソフトをダウンロードして、アップロードしたり、周波数を変えたり、なんじゃかんじゃとメーカーのサポートとアップルのサポートに交互に電話しながら、何とかすべてのキカイを無線でつなぐことができました。
まぁ、なんともかんとも、すべてが終わったのは昼過ぎでした…
何でも自分でやるというのは骨が折れますなぁ。

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2009-01-06 22:22:22

さぁ~て新年

テーマ:フロク




年末年始は、久しぶりに完全に東京で過ごしました。
昨年後半、個人的に立場を大きく変えることになり、心境としても遠出するというよりも、じっくりと地に足を着けて考え事でもしようかと…
さらに、実務的には、バタバタとしていたために、年末年始の計画を立てる暇がなかったということもあります。




だいたい急な計画で遠出するというのは、たいがい”ハズレ”ることが多いという経験則もあって、ならば都内にいたほうがましという判断をしました。




そんな年末を過ごしつつ、ある方から「都心から200kmくらい離れたところでゆっくりとしろ」という(根拠の定かでない)アドバイスを頂いていたことを思い出しました。
200kmまで離れることは出来ませんでしたが、正月初ゴルフを先輩のご好意でもって静岡でやったのですが、距離にして都心から130km程…
これが実になんとも爽快で都心から60-70kmのところにあるゴルフ場とは気分が違う。




都心から200km離れろというアドバイスに”何か特別な意味が含まれていたのではないか?”などと考えたりして…
どちらかというと、迷信めいたことを信じない性質で、そこに何らかの意味があるなどと考えることも滅多にないのですが、どうもその気分の変化に驚いた年始でした。




ただ単に、滅多に行くことのない場所に行って、気分が変わっただけかもしれませんが…




とにもかくにも、新年、皆さんにも良い年となりますことを祈念です。

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