こんばんは。

 

悲しみを乗り越え、生きてて良かったと思える日をお届けします大友智子です。

 

 

 

結婚式の招待状を出さなくてはとなった時、父方の親族で住所を把握していない方がいました。

父に聞こうと電話をすると母が出ました。

 

「〇〇さんの住所を知りたいんだけど」

「それを知ってどうする!なんで呼ばなきゃいけないんだ!」

 

母の怒りは尋常ではありませんでした。

この後、どんなやり取りをしたのか、私も記憶していません。

ただ私の心も怒りでいっぱいになったのです。

 

 

 

結婚式の時、母の席はポツンと空いていました。

母が命を絶った現場を目撃し、震える手でようやく110番したあの日から53日しか経っていない祝いの席。

 

「なかったことにしよう」

「見なかったことにしよう」

「あの訳の分からない怒りから解放されたんだし」

 

すべてに蓋をした瞬間でした。

 

 

 

母は一緒に結婚式の準備をしたかっただろう。

ブーケや髪型のことも一緒に考えたかっただろう。

これから娘が生活をしていく家に荷物の搬入もしたかっただろう。

 

それを「自分で出来るから」と撥ねつけてきた私。

 

寂しさが・悲しさが、あの日「それを知ってどうする!なんで呼ばなきゃいけないんだ!」という怒りの言葉に変わっていたのだと気づけた私。

 

 

 

母の心に気づくのが遅すぎました。

 

気づけなかったダメな自分だと再び心に蓋をしていましたが、「幸せになるんだよ」と命を絶つ直前に公衆電話から穏やかな口調で言ってくれた母。

 

その時の母の心を無駄にしてはならないと誓いました。

 

 

受け入れられなかった自分も、蓋をせざるを得なかった自分も、気づくのが遅い自分も、全てがあって今の私が形成され、全て引っくるめて「幸せになるんだよ」と背を押してくれた母。

 

だからこそ大事に自分の人生を生きようと思うのです。

 

 

 

 

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。

ゆっくりおやすみください。

 
 
誰にも相談できない、心の声をお聴かせください
いただいたメッセージは、1通1通、丁寧に目を通させていただきます


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