こんにちわ。(^-^)/

中小企業と起業家を元気にする会計士税理士 太田悦雄です!



久しぶりになってしまいましたが、今日は決算書分析です!


前回は、会社の安全性健全性に関する分析のうち、


短期的な支払い能力を見る流動比率や当座比率を見てきました。



今回は、自己資本比率を見てみましょう。


このブログのターゲットは、基本的に中小企業の経営者さんなので、


難しいことは飛ばします。難しいことを知っても意味ないですからね。


自己資本=株主資本=純資産の部と考えます。


よく分からん、という方。もう一度おさらい、という方も


以下のリンクから、どうぞ。


B/Sの「純資産の部」って何だろう?(1)


B/Sの「純資産の部」って何だろう?(2)


B/Sの「純資産の部」って何だろう?(3)



社長に役立つ会計・税務って何?         経営・税金・起業 会計士・税理士         太田悦雄のブログ-BS

貸借対照表、B/Sの概念図で言うとこんな感じでしたね。


自己資本比率は、以下の式で表します。



自己資本比率(%)=自己資本(純資産)÷資産×100


これは、会社の安全性を見る指標ですが、


会社の体力と言えるものですね。



資産は、調達した資本をどのように投資しているか、


を表しています。


負債は、他人から調達した資本で、


純資産(自己資本)は、株主と会社自身が調達、


生み出した資本のことです。



すなわち自己資本比率は、投資している資産のうち、


他人から借りたものではなく、自分で調達した資金が


どれだけの比率かを表しているのです。



鋭い方は、直感的にお気づきかと思いますが、


会社を運用していくのに、他人から借りているものが多い会社


より、自己で調達した資金が多い会社の方が健全ですよね。



他人から借りたものは返さなければいけませんが、


自己資本は返す必要がないからです。



ですから、基本的には自己資本比率が高い会社の方が、


安全性が高いと言えるのです。


今日は、ここまでにしますね。


自己資本比率は、とっても大事です。


金融機関も必ず見てる指標のひとつですので、


覚えておいて損はありません。


次回以降も続きますので、またよろしくお願いいたします。('-^*)/



それではまた、次回に!


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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