こんにちわ。(^O^)/


今日は、すごーくいい天気がですね。気持ち良いです!



さて、今日のお話は、昨日のブログの関連で、思い出したことです。


アイフルのお話しをしましたが、アイフルが経営危機に陥った原因の


ひとつといわれているのが、過払い金の返還請求問題です。



貸金業の多くは、利息制限法の金利の上限を超えて


それより高い、出資法の上限金利で貸し出しを行っていました。


この利息制限法の上限から出資法の上限金利の間の金利は


グレーゾーン金利といわれていましたが、違法な金利であることを


明確にし、払いすぎた金利を取りもどす請求が


一般的に普及しました。


これが、過払い金請求というものです。



この過払い金が、とてつもなく大きい金額であるため、


その請求に応じた消費者金融会社は、その負担に耐えられず、


非常に経営が悪化しているのです。



一方で、過払い金請求を代理する法律事務所が大量に


出現しました。


数年前に電車広告で見られ始めましたが、


最近では芸能人を使ったTVCMまでするようになりました。



このように多額の広告費を使っているということは、


それだけ多くの顧客を得れると見込んでいる、と


いうことが分かります。



こういう法律事務所は、急速に従業員を増やしているはずです。


いままでになかった業務を大幅に拡大しているからです。


でも、この過払い金請求は、いずれ近いうちに収束します。


すでに消費者金融は、利息制限法の上限金利を


守っているからです。



では、この過払い金請求が収束したら、


この法律事務所の経営はどうなるのでしょう?



他の新たな業務を見つけないかぎり、大幅な余剰人員が


生じるはずです。



いま、増やしているのはパートの人間なのでしょうか?


それとも最近、弁護士試験の大量合格によって


就職難の新人弁護士なのでしょうか?



いずれにしても業界内では、その扱いは注目されるべきだと


思います。



どのような業界でもこのような現象が生じる可能性があります。


すなわち、法律改正などで、一時的に業務範囲が拡大して


目の前に大きな利益が出現するのです。


しかし、いずれ近いうちに、その業務が


完全になくなってしまうようなケースです。



このような局面で、あなたなら、どのように経営していきますか?


それでは、また次回に。


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