中学受験入試標準問題集 今日の1問 -11ページ目

中学受験入試標準問題集 今日の1問

標準的な中学入試問題の解法について取り扱います

これも食塩水の本質に気づけば解ける問題です。

 

問題

容器Aには8%の食塩水が400g,容器Bには3.5%の食塩水が400g入っています。いま同時に,Aには毎分20gの割合で水を入れ,Bには毎分20gの割合で7.2%の食塩水を入れるとき,AとBの食塩水の濃度が同じになるのは□分後です。

 

 

解説

両方とも量は同じなので、濃度が濃くなるとき、食塩の量も同じになります。

Aの食塩の量は400×0.08=32gで、これはこののち変化しません。

Bの食塩の量は400×0.035=14gで、毎分、20×0.072=1.44gずつ増えます。

よって、求める時間は(32-14)÷1.44=12.5分後です。

12.5分後