イントの「OS活動」ブログ -5ページ目

部下がひとりでも「上司と部下の1対1のミーティング」は必要か?

『上司と部下の1対1のミーティングは、週初めに行っている。部下が1名だけなので、毎朝のミーティングも同じような感じになっており、コミュニケーションは十分にとれていると思う。』

というコメントをOSスピーチの報告書でいただきました。上司と部下の1対1のミーティングの目的を再度確認してみたいと思います。

BASICでは「上司と部下の1対1のミーティング」の目的として1.仕事の遂行状況の把握と対応策の確認、共有、 2.OJTと動機づけ、と書かれています。

この2つの目的が話し合いの場ですぐに達成できることもありますが、業務プロセス改善や能力開発などは上司の協力や支援を得ながら計画的に進めていくことが必要です。そして、このふたつは長期的、安定的に業績をあげていくためには欠かすことが出来ない要素です。

『緊急かつ重要』な事項については言うまでもなく日々のミーティングでなさっていると思いますが、先に挙げたふたつについては落ち着いて話し合える場が必要だと考えます。言い換えれば、「上司と部下の1対1のミーティング」以外に業務プロセスの改善や能力開発についてしっかり話し合う場はあまりないのではないでしょうか。

『緊急ではないが重要』なことを話し合う場として活用していただければと思います。