第32話:本気の朝礼 | 本田承太郎

本田承太郎

飲食店開業を目指す為に学ぶべき知識。
スキルと資金・経験を積んで
自分の城を持つ為にやるべき10の事。

前回までのあらすじ:藤堂物産で働く本田承太郎はこの会社で10年働くサラリーマン。
本田承太郎は部下の前田と共にあるお店の姿を見学に来ていました。

第32話:本気の朝礼

本田承太郎は以前知り合いの会社で
変わったモチベーションUPを行っているという話を聞いた事があり、
あるお店の朝礼の様子を撮したDVDを手に入れました。


そこには本気の朝礼と題されスタッフが夢を語る姿がいました。


社長は夢を語る事の大事さ、意識を自分の力で変えていく
体験を実践していたのです。


そのお店は実際に活気付き業績もUPしたといいます。


その朝礼が有名になり、
クチコミによって拡散して全国から
朝礼を見学したいと人が集まるようにまでなったのです。


なぜ朝礼がそこまで効果を発揮するかというと
仕事直前に意識や集中力を高め、スタッフ同士の意思の疎通、
目的意識を再確認して同じ方向を向くためでは無いでしょうか。


今では飲食店だけでなく一般企業も
本気の朝礼を取り入れている企業もあります。


数年前の手法なので
このDVDを見た人たちの意見には、

「気合で押し切ってる感じがしてついて行けない」
「セッティングした後につばが飛ぶのは不衛生だ」


というネガティブな意見もありました。


しかし、実際に朝礼に参加し体験した人は
みんな感化され、同じように夢を語ります。



「本気を出すことの体験」


普段の生活や仕事で本当に本気を出すことってどれくらいあるでしょう?


重労働やスポーツ選手は常に肉体的に
本気の場面に直面したりしますよね。


でも、一般のデスクワークや工場勤務、アルバイトなど
普通の仕事で肉体的や精神的に自分が本気出した場面に
出会えることはあんまり無いのではないでしょうか。


「実は本気は気持ち良い」


本気を出すことはアドレナリンを出して
普段以上の状態に持っていく事も考えられるので
気合でごまかしていると言えばあながち嘘ではないのかもしれません。


「あんなのカッコ悪い。自分はあんなやり方やりたくない。」


本気を出している人を見るとそういう風に思ってしまいます。


でも本当は本気でやってみたい自分も必ずあるのです。


朝礼で無くても、仕事でなくても
本気・全力を出したことを思い出してみて下さい。


学生の頃本気出していませんでしたか?
運動会・水泳大会・学園祭・お遊戯会・音楽祭

自分の趣味に没頭したことはありませんか?


その時の集中力っていつもよりも増してなかったでしょうか。


そのような体で覚えた体験の一部を
10分という短時間で呼び起こさせることができるのが
「本気の朝礼」の効果なのです。



今の時代には古いって言われるかもしれませんが
内的要因のモチベーションUPに付いてこれない
現代の人達にも10年前の手法というのは意外と効きます。



「大変」って言葉がありますが
これはどういう意味の言葉でしょうか?


苦労する事や困難な出来事があった時によく使いますよね。


でも、人が大きく変わる、取り巻く状況が変わる
環境が変化することを意味していて
大変を経験すると成長するという意味合いもあるのです。


人が大きく変わる事を「大変」と捉えて
困難な事にも積極的に挑戦すると
新しく成長して変化した自分に変われるという事なんですね。



こうして朝礼のやり方を学んだ本田承太郎は
チーム内で「本気の朝礼」をやってみることにしました。

そして、実は朝礼の手法には仕事にも共通する様な
項目ごとに深い意味合いがあった事を
実践してみて初めて知るのでした。


つづく

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