独立した単機能の音楽プレイヤー、いわゆるDAPですが、Transcendというメモリメーカーが出していたMP870(とか)が当時としては安価ながら性能が良く、操作に慣れているため、愛用しています。

但し、やっぱり経年劣化(特にバッテリー周り)があったりします。

単機能なので技術的な問題はほとんど発生しませんし、ハイレゾと言われても環境を構築するのにお金がかかります。

外で聞くので音質はあまり気にしないので、私はハイレゾにはあまり興味がありません。

 

ただ、好奇心でVictureのM4という小型のDAPを購入したことはあります。

←Transcend MP870   →Victure M3

この2つはファイルの選択方法が大きく違います。

Transcendは常に(他機種も含め)フォルダ主義。私はこの方式が好きです。

好きな曲を選んでPC側のフォルダにぽいぽい放り込んで一気に転送すれば、

それだけでプレイリスト機能を使わずとも、好きな曲のあつまりが出来てしまうのです。

一方Victure M3の主力はタグ主義(フォルダビューも出来ますが、シャッフルリピートがうまくいかない)。

タグ、つまりMP3ファイルの曲情報を参照してリストを作って、アーティスト別だとかアルバム別だとか小分けにしてくれる形式です。

逆に言えばMP3ファイルにタグが無いと何も出来ないのと、好きな曲を手軽にプレイリスト化出来ないという欠点があります。

お行儀の良いiTunesなんかは適切なタグを自動でつけてくれるのですが、同人CDなんかではデータが無い場合とかあります。あと、MP3形式で配布、という場合、タグを付けるのはユーザー任せという場合もあるかもしれません。

 

そこで。

 

名ソフト『SuperTagEditor』の流れをくむ『STEP_K』の出番。

こいつがあればタグ情報を表形式で変更出来ますので、色々と出来ます。

表形式で2セル同時コピペも出来ますので、アーティスト/アルバムが両方記載されていなくても

最初を入力してコピペ出来るスグレモノ。

 

でも、最初からフォルダ形式のほうが楽ですよね、と思うあなた。

スマートフォンの音楽プレイヤーも同様にタグ形式での管理が多いので、

ファイルのタグ情報は揃えておくのが良いようです。