ここしばらくダイソー万年筆TL820(白だったり銀色だったりするやつ)を太字用に4本使ってます。
結構おすすめ出来る出来であると言えます。
ただ、TL820をおすすめ出来る人には条件があります。
・カクノ、プレピーなどの本格的入門万年筆を既にコンバータ付きで導入している
このレベル以上(上限不明)の人なら、TL820とAmazonの中華コンバータを使って、ある程度満足出来ると思います。
TL820のメリット:
・なんと言っても価格が安価
本体110円+コンバータ38円(380/10)の148円で購入できる吸入式万年筆というのは相当安価であると思われます。
・それなりに書きやすい
あくまでも価格比ですが、TL820のポテンシャルは高いように思います。
万年筆とはこういうものであると知らない人に万年筆として紹介するには気が引ける程度ですが、ある程度知っている人にサブウェポンとして紹介するには十分なスペックを持っています。
・付属カートリッジ、補充カートリッジがブルーブラック(色)である
ブルーブラックと言っても『染料、水』という簡易な内容で、当然『古典ブルーブラック』という没食子インクなわけではないのですが、
色がそれなりに出るというだけで合格でしょう。値段を考えたら。
TL820のデメリット:
・あくまでも価格なり
あくまでも性能がいいと言っても、価格なりに、です。過度の期待は禁物です。
・コンバータの加工が必要かもしれない
Amazonで買える中華コンバータは、TL820に付ける場合、少しヤスリとかかける必要があるものがあるそうです。私の場合は幸運にも加工が必要なかったのでよくわかりません。
ちなみに:
私はPILOTブルーブラックもカクノFとTL820で運用していますが、今のところあまり遜色ないかもしれないです。
他の性能は知りませんが、TL820を運用するなら1本はカートリッジで運用したいと思うところです。
カートリッジは楽ですしね。
興味を持たれた方はダイソーで1本確保してみてはいかがでしょうか。