気づいたら日付が変わっていた。なんてこった。もう少し課題をしておきたいのに、徹夜をすると翌日の体調にあからさまに響く体質なのでこれを書き終えたら寝なくては、明日課題ができなくなる。

 

私はこの春大学に入学した(?)ものだ。現在春学期が終わりかけでレポートに追われている。普段から課題に追われているが。

入学式を体験したこともなく、サークルも仮入会状態。合宿はおろか先輩や同級生の顔もざらついた画面越しに数回しか見たことがない。参考文献として図書館に本を読みに行きたいが行けない(ネット上のデータベースは使えるから必要最低限は存在しているということになるが…)。何なら校舎を見たことがない。(なんせ私は高校時代オープンキャンパスに行っていない大学に合格してしまったのだ。)これを悲劇といわず何と言おうか。

 

ネット上の大学生のオンライン授業に対する悲痛な叫びを見ていると「自学自習がなっていない」「大学生は自ら活路を開くものだ」「私の時代ならこのくらい当然だ」といった意見が多く寄せられているように感じる。

 

言い分はごもっともだ。私自身もっと努力しなければならないと思うし、課題に追われているという状況に自分の非力さを痛感させられる。しかし、不安なのだ。地図を渡されずに航海をしているようだ。オンライン特有の問題も存在する。リンクが開けない、音が聞き取れない、課題の形式が統一されていない等々。こういうと必ず「対面授業でも問題は起こるだろ!そんなことでいちいち文句を言うな!」と怒る人がいる。でも、何が正常かさえも私たちにはわからないのだ。

 

不安だ。恐怖だ。こういった弱音を吐くことも許されないような社会になっているのか?

 

行動しなくちゃ意味がないのか?行動するのが不安な時はどうすればいいんだ?

 

私は馬鹿なのか?不適合者なのか?だからこんなに苦しいのか?

 

オンラインの利点も少なからずあった。通学時間は減ったし、私は大阪にいながら東京にある大学の講義を受けられている。対面のコミュニケーションが苦手な私も、少しは言葉を交わすくらいの友達はできた。でも、心から充実しているとは言えない。

 

携帯越しに父から言われた。「大学に入ったら就職のため先輩のパイプをたくさん作れ。」

画面越しに教授がおっしゃっていた。「学びを深めるため教授を利用しなさい。」

いったいいつになったら実行できるだろう。

 

こんな思考に陥るのもきっと深夜で頭がすこしおかしくなっているんだ。深夜と生理前のネガティブ思考は私の悪い癖だ。今日はもう眠って、明日こそもう一歩先に進まなくてはならない。

 

1日でも早い平穏で平和な世を願って。