私は革の事は全て独学なので、ミシンや道具など初めて扱うものばかりでかなり勉強になりました。
今回、inouiが体験してきた靴は"らくちんブーツ"というもの。先ずは何色かの皮革で作りたいかを選びます。
1色でもいいし、2色、3色と色合わせをしても良かったのですが、今回はビスケットに合う色にしたかったので無難な感じの色を2色チョイス。
さっそく型紙を使って切り出していきます。
パーツが揃ったら紐を通す部分に穴を開けるのですが、ここでinouiはハトメを持ち込ませてもらいました。(*なので通常は金具は付けれません)
次はいよいよミシンがけ。
普段ミシンを使う事のない私には一番難しい作業...
まずは練習をさせてもらえて、その後本番へ。
恐る恐る縫っていきます。
何故なら皮革は一度穴があくと布のようには縫い直しが出来ないので...
でも靴用のミシンはとても使い易くて慣れたら上手くミシンがけ出来るのかも。
まぁ、今回はかなりガッタガタな仕上がり。
"縫い目は靴になった時はそんなに気にならないよー"という先生の言葉に慰めながら次の工程へ。
なんだか靴っぽくなってきた。
次は靴底を付けていきます。
ここは多分靴にとってとても大切な部分なので、ほぼほぼ先生がやってくれるのでご安心下さい。気持ち先っぽを整える作業を体験。
そんな中、看板猫のチビ太(女の子)が登場。
人懐っこい猫で、ここで10分位中断。
もふもふタイム🐾
靴の中敷も好きな皮革を選べたので、こちらもビスケットに合いそうな柄物を選びました。
そして、面白い方法で自分の書いた文字やイラストを箔押しとして転写。
どんな方法か知りたい方は是非、教室でご体験下さい。
ブログにUPできる写真枚数の関係で載せれませんが、靴底に天然ゴムを貼っていく工程。
もの凄い匂いの強い化学的なボンドを塗っていくので、少し頭が痛くなるかも。
靴底と本体の張り合わせの為のプレス。
肝心なところは先生がサクサク作業してくれるのでご安心下さい。
そして作業を始めて5~6時間、オリジナルのブーツが完成!
想像していた以上の仕上がりに大満足!
ちなみに、喋ったり、猫と遊んだりしなければ4~5時間で出来ると思います。
そしてここからは、自宅で作業。
当初、自分で作った靴にビスケットを履けない位いっぱい付けてディスプレイ用にするつもりでしたが、やはり履きたいなぁーと心変わり。
靴の中央のベロの所にプチビスケットを縫いつけたり、converseをイメージしてかかとの両サイドに大きなビスケットを付けたり...
アクセントに、ミニレースを靴紐に付けてみました。
ちなみに靴の中底は、右脚がスプーンで左脚がフォーク。