国岡 真由美(くにおか まゆみ/1968年6月27日~)は、日本の歌手。

音楽グループ「ice」(旧:ICE/アイス)及び「BLIND HEADZ」のヴォーカリスト。

 

 

 

広島県福山市出身。

上京後、幾つかのバンドでヴォーカルを務める。

TBSテレビの勝ち抜き音楽番組『三宅裕司のいかすバンド天国』(イカ天)にも複数回出演した。

 

 

1990年、ギタリストで音楽プロデューサーの宮内和之(みやうちかずゆき/1964年5月30日-2007年12月18日)を中心にインディーズレーベル「ICE」を結成。ICE以前の宮内を中心とした音楽集団「宮内和之セッション」では、アルバムごとにメンバーやコンセプトを変えて発表する形態を模索していた。その後、2人いたコーラスのうちコーラスBであった国岡真由美をヴォーカルに迎える。大手レーベルと契約にあたり、宮内和之セッションのメンバーはそれぞれにミュージシャンとしての契約があったため、国岡と宮内の2人のユニットを前面に出し、音楽グループ「ICE」として活動開始。バックを固める「ICE BAND」のラインナップは、小川真司(B)、山下政人(Ds)、大石真理恵(Perc)、崩場将夫(Key)、野崎貴郎(Key)。

宮内は後に、「ICEとは、一般的に宮内と国岡の二人を指す男女ポップユニットと呼ばれるが、そうではない」と断言している。国岡がその言葉を補完して「ICEとは、デビューの頃からメンバーが変わらずにきているので、ICE BANDのメンバー、エンジニア、マニピュレーターらを含めたサウンド集団のことを指す。誰が欠けてもICEにはならなかった。」と語った。

 

 

1993年4月7日、1stアルバム『ICE』を東芝EMIからリリース、メジャーデビューを果たす。なお、ICEの楽曲の作詞作曲とアレンジはほとんどが宮内によるもの。

7月21日、1stシングル“FUTURE”をリリース。

 

 

1994年1月12日、2ndシングル“MOON CHILD”をリリース、オリコン最高位89位、年間822位。

 

1月24日、2ndアルバム『Wake Up Everybody』を発売、オリコン最高位35位、年間300位。

 

6月8日、3rdシングル“SLOW LOVE”を発売、オリコン最高44位、年間364位。

 

10月19日、4thシングル“kozmic blue”を発売、オリコン最高68位、年間588位。

 

11月23日、3rdアルバム『ICE III』を発売、オリコン最高位19位、年間265位。

 


1995年7月5日、5thシングル“LIFE”を発売、オリコン最高位44位、年間499位。

 

 

1996年1月17日、6thシングル“BABY MAYBE”を発売、オリコン最高位35位、年間334位。

 

2月7日、4thアルバム『We're in the Mood』を発売、オリコン最高位8位、年間98位、プラチナ認定。

 

4月17日、7thシングル“GET DOWN,GET DOWN,GET DOWN”を発売、オリコン最高33位、年間420位。

 

11月7日、8thシングル“Love Makes Me Run”を発売、表題曲は『face 2』エンディングテーマ、カップリングの“Yes,I Do”は花王"リーゼ"TV-CFイメージソング。オリコン最高49位、年間615位。

 

 

11月27日、5thアルバム『SOUL DIMENSION』を発売、オリコン最高位5位、年間162位、ゴールド認定。

 

 

1998年3月11日、9thシングル“CAN'T STOP THE MUSIC”を発売。

 

3月25日、6thアルバム『MIDNIGHT SKYWAY』を発売、オリコン最高位19位、年間282位。

 

7月8日、10thシングル“GET ON THE FLOOR”を発売、オリコン最高65位、年間728位。

 

7月23日、自身初のベストアルバム『ICE TRACKS Vol.01 THE BEST OF ICE
IN THE PERIOD OF 1993 TO 1998』を発売、オリコン最高位13位、年間179位、ゴールド認定。

 

12月9日、11thシングル“NIGHT FLIGHT”を発売。

 

 

1999年4月16日、12thシングル“IT'S ALL RIGHT”を発売。

 

4月28日、7thアルバム『TRUTH』を発売、オリコン最高21位、年間408位。

 

8月6日、アナログ盤“The other side of TRUTH”を発売。

12月8日、自身初のライヴアルバム『ALIVE』を発売。

 

 

2000年7月26日、13thシングル“ECHOES”を発売。

 

 

2001年1月31日、8thアルバム『SPECTRUM』を発売、オリコン最高47位、年間742位。

 

 

2002年3月21日、1st miniアルバム『SPIRIT vol.1』と、14thシングル“spirit”を同時発売。

 

8月28日、2nd miniアルバム『SPIRIT vol.2』と、15thシングル“I saw the light”を同時発売。

 

9月19日、コンピレーションアルバム『REFLECTION -The Sounds Of ICE-』を発売。

 

 

2003年2月5日、16thシングル“C'est La Vie”を発売。

 

2月26日、9thアルバム『Formula 21』を発売。

 

 

2004年2月4日、2枚目のベストアルバム『Greatest Hits!』を発売。

 

 

2006年5月24日、10thアルバム『RIGHT NOW!』を発売、オリコン最高119位。

 

 

2007年、ICE創設メンバーの宮内和之と結婚。

9月26日、3枚目のベストアルバム『MUSIC FOR THE BEAUTIFUL DAYS 1993/2007』を発売、15th AnniversaryCD/DVD、オリコン最高254位。
10月24日、11thアルバム『Speak Low』を発売、オリコン最高244位。

 

12月18日午前9時30分、宮内和之は耳下腺癌のため、5年の闘病生活の後、都内の病院にて死去。享年43。

 

12月19日、「standard of 90'sシリーズ」として、ICEの東芝EMI時代のオリジナル・スタジオ・アルバム7枚、『ICE』、『WAKE UP EVERYBODY』、『ICE III』、『We're In The Mood』、『SOUL DIMENSION』、『MIDNIGHT SKYWAY』、『TRUTH』が紙ジャケット仕様限定盤で再販。

 

 

2009年11月24日、宮内の死去により活動休止状態だったICEが、この日の「吉祥寺STAR PINE'S CAFE」でのライヴから、「ice」(小文字)名義で活動を再開。宮内に代えてギターを新たに迎えるのではなく、変則スリーピースバンドに国岡のヴォーカルが乗る4人編成での活動再開となった。ラインナップは、国岡真由美(Vo)、小川真司(B)、山下政人(Ds)、崩場将夫(Key)。この時、宮内が存命中に所属していたヘヴィーロックバンド「BLIND HEADZ」に国岡が参加して新たにレコーディングした2曲をライヴ終了後に流した。

 

 

2010年2月8・9日の2DAYSライヴを、吉祥寺STAR PINE'S CAFE にて行った。
2月10日、廃盤となっていた『RIGHT NOW!』『Speak Low』の両アルバムが、再発売となった。
 

 

2013年9月11日、4枚目のベストアルバム『HIGHER LOVE~20th Anniversary Best』を発売、オリコン最高82位。

 

 

2016年7月23日、BLIND HEADZが、14年ぶりとなるニュー・アルバム『LOVE YOURSELF』をリリース。ラインナップは、国岡真由美(Vo/ICE)、KANAME(B/ex. COSA NOSTRA)、富岡"GRICO"義広(Dr/TENSAW)、横内健亨(G/TENSAW)の4人。

 

 

現在は、「国岡真由美with ice BAND」としての活動の他、ソロとしてもライヴを実施している。

 

 

2022年6月27日、国岡真由美with ice BANDのライヴを「目黒Blues Alley Japan」にて実施(OPEN18:00/START19:00)。
7月16日、国岡真由美with ice BANDのライヴを「大阪南堀江knave」にて実施。
※いずれのライヴも詳細は、下記「FREEBIRD WEB」参照。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(参照)

Wikipedia「国岡真由美」「ICE(音楽グループ)」