過ごしやすい季節になってきましたね.
しかしこの時期,普段はいたって健康,快食,快便で元気なのですが,急に腹痛,激しい水様性下痢,発熱などを自覚したといってクリニックに受診になられる方にしばしば遭遇します.
なんとなく,あれかなあ~と思いながらエコーをあてると,案の定,回盲部周囲のリンパ節が腫れています.
(患者様)「昨日の夜の食べ物が悪かったんでしょうかあ~~」
(私)「2-3日前にトリを食べませんでしたか」
(患)「どうしてわかるんですか!?3日前の夜に鳥の生の料理をたべました.」
そうですね.カンピロバクター腸炎です.
カンピロバクター腸炎は・・・
1.食中毒菌としては最多で細菌性腸炎の8割を占めます.
2.圧倒的に鶏肉によるもの(加熱不足)が多いです.
3.潜伏期間は2日以上です(昨日の夜の食事が,なんてことはありません).
4.2000人に1人の割合でギランバレー症候群という合併症を起こします(説明は今回は省略します).
5.治療後も下痢・腹痛が続くことがあります(感染性腸炎後過敏性症候群)
(臨床消化器内科2011Vol26No7)
通常,抗生剤の内服で簡単には治るのですが,
皆様,トリにキバをむかれないように(キバないけど),気を付けて美味しくたべましょう~
―――――
浜寺公園まで散歩に行ってきました.
BBQはよく加熱してたべましょう.
でも,well cookedはあんまり美味しくないしなあ~
かといってあんまり生なのも・・・う~ん・・・悩みますね.
