S-マウンテントレイル in 野沢温泉14㎞ | イノテツ日記帳

イノテツ日記帳

掌蹠膿疱症と頻脈を完治してトレイルランニングやってます

ども!(^^)


7月17日(日)

野沢温泉へ

S-Mountain The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉2022

14㎞に参加しました



昨年後半は掌蹠膿疱症やら蜂窩織炎で苦しみ

この大会この部門に参加するも

足裏の症状悪化や灼熱の猛暑で潰れてしまった苦い思い出のあるレース


リベンジを心に誓い

今年1月の復帰から1番の目標にし狙ってきた

勝負レース


この14㎞のトレラン大会のためだけに練習やレースのローテーションを組んだ


先ずは走る重心バランスをカラダの中心に

踵着地からミッドフット着地へフォーム改造


そうでもしないと

52歳のごくごく普通のジョギングおじさんが奇跡を起こすことは不可能だから


4月にトレランショートと粟島の大会

5月は群馬のメジャートレラン大会

6月は越後トレイルカントリー22㎞

野沢2週間前は

蔵王や吾妻山でなんちゃって高地トレーニング合宿


考えられることは全て実行してきた

しかし

6月のエチカン前後から、筋肉痛や疲労度合いが増加し

仕事と練習以外は、毎日30分の身体ケアして寝るだけという日々…


あっ、酒は飲むんですけどねー笑

だから3日前体重は絞れず62kg


そんでもって大会1週間前から前日までは


月曜日に鋸山〜林道のミドルトレイル

水曜カクカクで稲島標高400m登り練


前日7/16は

刺激入れで坂道ダッシュ6本と標高100mトレイルで動作確認をした



1週間前は練習抑えてるにもかかわらず、ホント疲労が抜けず


前日練習でも

力が入らない…

すぐに息切れがする…

ような状態


明日、レース走れんのか?

ヤバい予感しかないよ…


半年間このレースのためにプライベート時間のほぼ全部を注ぎ込んできたのに…


でも諦めたら、そこで終わりなんで

最後の最後まで悪あがきします



前日練習終わってから速攻でドラッグストアへ行き鉄分サプリを購入

アルギニンサプリやテストステロンブースターと呼ばれるサプリたちと一緒にガッツリと身体に投入‼️

(良い子は真似しちゃいけませんレベルで)


一か八か…


思い込みでも気休めでも勘違いであっても、自分にプラスになればイイんです

準備、ケア、就寝



いよいよ大会当日❗️



会場に入ると、チーム同い年のグーさん発見❣️

グーさんの人生やトレランの楽しみ方はめちゃ参考にさせてもらってる

70年会まだまだ頑張りましょう♪


スタート1時間前ギリギリに会場入りしたので
すぐにウォーミングアップ



カラダが軽い‼️‼️

しっかり動けるし疲労感を感じる部分もない

とりあえず

鉄分サプリの効果があったということにしておく

やはり鉄不足だったのかも…


身体が走れる状態になったことが超嬉しい


ウェアやギアも半年かけてチョイスしてきた

軽量と清涼感を重視したアイテム


キャップ→ワークマンの冷感(濡らすと持続)

サングラス→DAISOのレンズ色薄レディース

ドライレイヤー→UNIQLOマイクロメッシュ

パンツ→UNIQLOシームレス

Tシャツ→ワークマンシームレスメッシュ

ショートパンツ→ノースフェイスカモフラ

ソックス→ワークマンメリノウール40%

シューズ→モントレイルFKT light

インソール→BMZ

ザック→ワークマンクーリングベスト

タオル→ワークマン冷感(振ると冷えるタイプ)

ジェル→明治ピットインエナジージェル



3日前からカフェイン抜きをしてきたカラダに

リポビタンshotスポーツ(カフェイン入りブーストドリンク)ぶち込んだ


過去1やれること全てやってスタートラインに立った


ここまでの過程でレースの8割くらいは決まっていて

残り2割で

どんだけリミッターはずして自分に負けず、かつ冷静に走れるか?


そんな気持ちで


いざスタート‼️


ポジションは中段よりやや後

グロスとネットの結果から11秒のロス


スキマを縫って徐々に前に

会場から出るとロードで2㎞ほど下る




勝負レースなんで

キロ4分前半のペースである程度突っ込んでいく

苦手な石段やシングルトラックの登りの前に何とかマージンを取っておきたい


でも登りで潰れてしまうとヤバいので

ペースの匙加減が難しい


自分の許容範囲でない急坂は迷わず歩きを選択する


ごくごく普通のジョギングおじさんは武器が少ないので自分が走れる部分だけを全力で行く作戦





石段が終わるまでは、後ろから抜かれたのは1人だけだったので自分が調子良いということを確認できた


しかし

石段終わってからのシングルトラック登りが長い…


ここら辺から後ろからの早いランナーに抜かれること度々


昨年はここで潰れてゲームオーバーだったが

今年はギリギリ耐えれてる


鎖場の鎖が細く汗で滑って掴みにくい

古い太い鎖に持ち替えて、穴に指を突っ込んで何とか登った


冷感タオルを振って冷やして首に巻いたり

沢の水で帽子を濡らして暑さ対策も万全


8㎞のピーク手前で1時間たったので

ジェルを補給

下りに備えます


ここら辺から

30代若者と50代トライアスリートとの抜きつ抜かれつの争いが始まる


特に赤いウェアを着たトライアスリートは明らかに同じカテゴリーなんで、かなり気になった


だけど

気になりすぎて自分のペースが乱れてしまうとガタガタと崩れる事はこれまで何度も経験してるのであくまでも自分の走りに集中


急な下りや登りはトライアスリートの方が速い


走れる下りと平坦は俺の方が若干有利かなという見立て


追いかける


何ヵ所かある木段が崩れた下りや急下りで差が開き、走れるトレイルで追いつく展開


残り3㎞

下りも走れる傾斜が多くなってきたので

思い切って前に出る!


これが正解

すぐにジープ道系林道に出て気持ち良く走れる

ここでどれだけ離せるか?


そんな

走れる区間も終わり

ラスト1.8㎞ほどは登り基調のロード区間

ギラギラ太陽の日差しも照りつけ

地味にキツい


脇を流れる用水で帽子を濡らしてクーリング

歩き部分で水分補給をしてラストスパートに備えます


しかし

登りが続く


残り600mくらいで

赤いウェアに抜かれる




例の50代トライアスリートだ…


うわー、追いつかれちゃったよ

でも脚が上がらない俺(泣)

どんだけ登りが苦手なん…


ヤバい予感しかない!


必死について行くも、徐々に離される


その時

前を行くトライアスリートがコースロスト

「左だよ」と教えてやる

瞬間的に追いついたが、原っぱの登りでまた離される


ここを登り切れば

ゴールまではロード下り300mくらい

そこまで大きく離されなければ下りスパートのスプリントでは負けない自信がある


でも離される


その差は20m


俺どんだけ登りダメなん…



トライアスリートがこの登りが終わってロードに出た瞬間…


ペースが一瞬緩んだ



チャンス‼︎

今ここで行くしかない

本気で走る時、帽子のつばが空気抵抗で邪魔になる

つばを後ろにするヤンチャかぶりをして

ダッシュ開始


トレランのゴール前でラストスパートする人はあまりいない、なぜならエンジョイ精神がもてはやされてるから


でも

52歳の普通のおじさんには、この先チャンスは少ない


悪いけど、なりふり構わず勝負するよ


前にいた3人を抜いてゴールした





手元タイムは1時間40分前後

うーん微妙っ…

過去のリザルトから猛暑日なら年代別で入賞できそうだが、今日は暑いけど走りやすかったからなぁ


ボーダーラインかな

だけど

半年かけての準備や自分の全力走りが出来たので悔いはないっす


この後着替え中に膝から下

脹脛、足裏、足指、全部攣った

やっぱ自分の限界超えてたんだと実感した


表彰式が始まり


いよいよ14㎞男子50代の部



最初に名前をコールされました‼️やったー


年代別3位



14㎞総合18位/108人

14㎞男子50代3位/48人


ちなみに4位との差は7秒でした…汗💦

マジ危なかった


諦めず全力出し切って良かった


掌蹠膿疱症や蜂窩織炎になって走れない時期があったから、一日一日を大切に過ごそうと思うようになった


もがいてる奴にしかチャンスは来ないし

そのチャンスを掴めたのは一緒に頑張る仲間たちがいたからです


感謝☆ありがとう😊


あーなんて素敵な日だ♪

幸せに悩める今日も

ボロボロになれている今日も



レースが終われば温泉街へ♨️



仲間たちとのビールは最高っす‼️






だがしかーし…




ダメージは絶大

掌蹠膿疱症の治りきらなかった患部の皮が剥けてしまいヒリヒリしてる

せっかく来た掛け流し温泉も感染症が怖いのでシャワー浴びて終わりでした

( ;  ; )

夜も3時に脚や腹筋が痛くて目が覚めて2時間くらいウンウン唸ってた



人生色々あったり

体調も良くない時もあるけど



真剣に努力すれば52歳まだまだやれるな

思う今日この頃です