先日 いのりまち町民集会2024 -ACOUSTIC LIVE Wonder Caravan!-に参加してきました!

アコースティックライブということでいのりんとしては小さめの会場だったので、今回はさいたま、滋賀、名古屋を回っての合計4公演となりました。

ここからはネタバレありなので、名古屋公演楽しみにしているよ!という方はブラウザバックで。下の文字がみえないようにいのりんの映像をおいておきます。

 

 

いつも町民集会といえばバラエティコーナー+ライブコーナー(6曲ぐらい)だったので、今回はバラエティ少なめ、ライブ多めぐらいかなとたかをくくっていたのですが、10曲以上でのガチのライブでした。町民集会のライブはライブツアーほどは仕上げていない感じだったので、気を抜いていました。

 

すごかった。まじすごかった。これまでもいのりんの歌唱力、表現力を絶賛していたこのブログですが、驚くことにさらに進化していて。。これは事件ですよ。

いのりんのライブの後、あまりの素晴らしさに呆然としてしまうあの感覚、神戸以来のあの感覚を思い出しました。

 

  会場など

今日の会場は大津市のびわ湖ホール。びわ湖のほとりにあるホールで、ホワイエから湖が望める素敵なホールです。大ホールと中ホールの間にスペースもあり寒さもしのげます。

施設の構成としては江戸川総合文化センターに似てますね。

大ホールはオペラも上演できる本格的な劇場、客席は袖の方までで客席があるオペラ座チックな作り。

国内では横須賀芸術劇場の袖の部分の席がちょっと薄いバージョンって感じ。

私の席は4階席でしたが、会場がコンパクトなためか、他の会場の3階席よりは近くて低い感じでした。

あと女性の比率は1割未満。最近にしてはやや男性多めかな。

 

  アコースティックライブって

 今回はアコースティックライブとはいえ、マイクとか音響はちゃんと使います。

 録音による音響はなく、全て楽器から出てくるものなので、今回はマニピュレーターはいません。

 舞台をみたら、ドラムセットがあったので、ドラム?と思ったのですが、パーカッションでした。

 あとヴァイオリン! いのりんにはストリングが似合うと思っていたので、実にポイントを抑えていると思いましたね。

 

さてライブ開始です。ちなみに曲順は正確には覚えていないので間違っていてもあしからず。

一曲目はツアータイトルにもなっている「Wonder Caravan!」

舞台セットはWonder Caravan!のMVの世界とglowをあわせたような感じ。

 glowツアーのオープニング映像が一番近いかもしれない。

 

2曲めは春空

 バンド編成としては、ベース、アコースティックギター、キーボード、ヴァイオリン、パーカーッションなので、通常のライブよりは薄味な感じなのですが、それだけに本人の声がしっかり響いて来る。

 とにかく高音部の伸びがすごかった。これまではピンと張り詰めた細い弦から出る高音のような緊張感のある高音だったのが、しっかりした弦になって安定して、曲を自家薬籠中の物にして乗りこなしている。という感じがしました。

 3曲目はたぶんハートノイロ

 

  バンマスは大変なのだ

 MC挟んでのアイマイモコ、そしてみんな大好きアルペジオ

 MCでは、バンドの話があり。

 アコースティックライブのためのアレンジはバンマスの島本さんが担当。

 今回、ヴァイオリンとパーカッション(パーカッションは女性の方、いのりんよりも小さい)が新メンバーとなったのですが、そのメンバー集めもバンマスが担当。

 正直バンドマスターってなにすんの?遠足の班長みたいなもの?程度の認識だったのですが、結構バンマスって大変なんですね。

 

そしてメロフラのエンディングでも使われていたMelty night

これはアコースティックで魅力が高まった曲!

たとえて言えば高級なバーで芳醇なお酒を飲んだ時に思わず「むほっ」ってなってしまう感じ。

なんかもう、悶えたくなるようなたまらない魅力でした。

 

  これぞアコースティックライブの醍醐味

 ファンクラブページ内でリクエストが一番多かったのが「三月と群青」

 三月と群青は激しめの曲でアコースティックバージョンは想像がつなかったのですが、これがよかった。すごくしっとりとして想いが伝わってくる。

 歌の主人公は男性ですが、アコースティック版だと女性なのかなと思わせる感じ。

 主語は「ぼく」ですが、、、。

 オリジナルバージョンより個人的には好き。

 

 そして「Hello Horizon」、激しいギターをベースに力強く歌う様は、フラメンコを踊るカルメンを思わせるものがありました。

 原曲とのアレンジ度合いが大きいほうが個人的にはアコースティックライブのだいご味を感じることができたような気がします。

 

  着席での観覧

 そのあとはいのりん本人作詞の「ココロソマリ」

 ココロソマリはCDで聴くと普通なのに、ライブで聴くと涙を抑えるのが大変。

 今回も双眼鏡が曇ってしまうので、必死に涙をこらえていたら、鼻水が出てきてしまいました。

 

 今回は事前にFCのページでも告知があったように着席での観覧。ペンライトはOKでしたが、なんか勘違いしてもっていきませんでした。

 4階席から双眼鏡で見る時間が長かったのですが、8倍の双眼鏡ってかなりしっかり見える。

 いままでは立った状態でペンライト振ったりしながら見ていたので、ブレブレの画像だったのですが、しっかり止まってみるとすごい性能よかったんですね。いままで大したことないと思っててごめん。

 声出しもOKでしたが、正直声を出す雰囲気にはならない。なんかクラシックのコンサートを聴いているようでしたね。

 

 そして最後はハーモニーリボン。この曲は泣かずに聞くことは無理です。感涙です。

 最後のらーらーららーの部分、普通のライブだと観客の声はどうしても電子音響にかき消されてしまうところですが、今回バンドのほうが少し音を抑えてくれて、観客の声がしっかり響いて、そういう気づかいにも感銘を受けました。

 

  Lucky Clober

 ファンの集いなので、アンコールはないかと思っていたのですが、普通のライブのようにアンコールありでした。

 アンコール曲は本人も好きというLucky Clober。

 

 実質的にツアーコンサートみたいな感じでしたが、ツアーじゃなくて、ファンのみんなに会いに行くという趣旨なので、ツアー的なワードはあえて使わなかったようです。町民集会的な要素としてはメール紹介のコーナーもあり(その会場に来ている人のメールをチェックして読んでいるようでした)ました。 内容すっかり飛んでしまいましたが。

 

 最近歌関係の動きが少なめかなと思っていたのですが、実は歌は進化していて。

 当然時間がたつだけで進化するはずもなし。見えないところで自分を高めていたんだなと。

 そういう意味でも尊敬の度合いが深まった今回のライブでした。

 これからもいのりんからは目が離せません。