この『Blues Breakers John Mayall with Eric Clapton』は、ジョン・メイオール&ブルース・ブレーカーズが1966年にリリースしたスタジオ・アルバムの1989年のリイシュー盤。ホーン・セクションが入ったバンド編成にヤードバーズ脱退後の若き日のクラプトンが奏でるレスポール&マーシャルのトーンがなんともかっこいいブリティッシュ・ブルース・ロックのアルバム。この当時は、エフェクターなんてなかっただろうから、歪んだエレキの音は衝撃的だったんだろうなぁ。ブルース一辺倒ではなくレイ・チャールズのカヴァー「What'd I Say」では、クラプトンが「Day Tripper」のリフを弾いて遊んでいるのが面白い。