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いのいの no いろいろノート

日々、心に残った事柄を綴っていきます。

今日の中日新聞朝刊の一面と三面に益川敏英さんの記事がいずれの面でも、トップに掲げられていた。

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この二つの記事を読むだけでも原爆が如何にして生み出され、広島、長崎に投下されたのか、その経緯がよくわかる。

「マンハッタン計画に参加した科学者たちは戦争が終わったら核を国際管理にしようという話までしていたという。

その時は科学者たちもナイーブ(うぶ)だった。自分たちがつくったんだから、言う事を聞いてくれると思ったが、政府はそういうものではない。
(政府にとって)こんな便利なものを一度、手に入れたら放さない。」

「科学技術が実際に戦争に使われるか、平和利用されるのかは、本当に紙一重。そういう技術は一度、公になれば軍事利用はたやすくできる」

「科学者は研究室で自分の理論を考えているのが一番楽しい。だが自分だけの世界にこもってはいけない。世の中がどう動いているか、もっと知るべきだ。」

私は個人的に益川さんにノーベル平和賞もあげたいなあ。

ちなみに5月19日の朝刊には、益川さんも所属する名古屋大学が一貫して、軍事研究反対の姿勢を貫いている記事が載っていた。
国からの研究費を大幅に減らされても。

豊橋技科大は「国の自衛のため」という理屈の上で防衛省の技術公募に応募する持論を述べている。

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名古屋大学のポリシーは尊いと共鳴する。