心無い言葉 | いのいの no いろいろノート

いのいの no いろいろノート

日々、心に残った事柄を綴っていきます。

昨日4時過ぎ、知多半島道路と
名古屋高速道路を使って、名古屋市
千種区に・・午後5時に着きました。

高速道路から見える日没前の空は
風がスモッグを飛ばしてくれたお陰で
薄紫色、薄桃色のグラデーションが
何とも優しく、上空では青空の名残の中に、
白い大きな月が出ていました。

ああ、綺麗だなあ!

高速でよそ見してては危ないですね。

到着時は陽が落ちて、白かった月が
黄金色に光っていました。
月に色がさすこの微妙な時間を
すり抜けて来たぞ!

敬虔な気持ちが湧いてきます。

用事を済ませてとんぼ帰り。

車中のラジオのニュースで、かの
元東京都知事が
「核兵器のシュミレーションでも
してみれば抑止力が増す」と
語ったとか、報じられていました。

何て事を言うのでしょうね。
何か危ない人達が殊更に物騒な事を
叫んでいるような選挙戦、

国防軍だの核兵器だの大戦(おおいくさ)だの
物騒な言葉を聞くたび、国を治める
というより、好戦的なだけではないか?と思ってしまいます。

被災地の、言葉にならない叫びに耳を澄ましている
候補者は何人いるのでしょうか。

不安と絶望の中に暮らす福島を思えば、
核兵器などの発想は出ないはずだと
私は思いますが・・・

今回の選挙は私達もよくよく考えて臨まないと、
流浪するしかできない福島の方々、
仮設住宅で寒さに耐えてる被災地の方々に
申し訳ないと思います。


寒くなって色がくすんだ木守りの葡萄の向こうに、飛行機雲が。

photo:02