心を打つ感性 | いのいの no いろいろノート

いのいの no いろいろノート

日々、心に残った事柄を綴っていきます。

今日午後7時の空
photo:03


「焼き場の少年」
photo:02


この写真を見てから、沢山の事を考えました。「今」「この一瞬」どちらも二度と戻らない『時間』です。
今遭遇した事に、今反応する感性は、ただ時間を浪費していては、育たないのだと思い至りました。
ジョー・ オダネルというカメラマンが、67年前に長崎であの写真を撮っていなければ、私は一昨日の8月3日に図書館で、『焼き場の少年』に出逢う事はなかった訳です。
そして、知多原水協の方々が展示を企画して下さったから、逢えたのです。
有難うございました。

カメラマンがなにを考え、どう生きてあの写真に辿り着いたのか。写真の意味はカメラマンの人間性と少年の尊厳がレンズ越しに共鳴したのだと思いました。後世まで戦争が如何に非情であるかをしっかり記録してくれています。少年はあの時代の証人であると共に深い感動を人々に記憶させる子供です。子供を哀しませてはいけない。

私も制作を生業とするものですが、オダネルさんの、「仕事」を尊敬します。いつでも「今」を生きなければ魂を揺さぶるようないい仕事はできないのだ、と学びました。



iPhoneからの投稿