「安宅の松」の最後まで行き着きました。




 

鼓を始めてもう8年目。

長らく行き止まり感がありましたが、昨年7月の勉強会で「娘道成寺」を打ってから急に視界が開けました。

ツケを見ても、何となくわかるように。

 

この曲は、弁慶が安宅の関で出会った子供らと遊ぶという内容で、歌詞も方言なのか子供の言葉なのか、何だか意味がわからない部分が多く、曲も変化に富んでいます。

弁慶ものなので冒頭は「旅の衣は鈴懸の」で始まりますが、あとは軽妙な展開。

 

鼓も1人で打つ「一調」が長くあったり、なかなかの難曲。

 

姉弟子お二人を追い抜いてこの夏の会で打たせてもらうことに。

 

クラシックと同じで、ひと前で演奏することで一気に何かが変わるもののようです。

 

3月はこのまま。

4月からは別の新曲と並行してさらう予定。

このような練習のやり方もクラシックに通じます。