藤井聡太

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東山紀之さんMCの「サンデーLIVE!!」で藤井総太六段のネタを扱っていた。

 
 
藤井六段が師匠である杉本昌隆七段と対局し、その際に昼食で師匠よりも30円高いメニューを頼んだ事で、「調子に乗り過ぎ」などと批判が出ているという内容である。
 
 
これ実は、ネット記事の流用である。
 
「かなり危険な伝え方するなぁ~」と思って番組を見ていた。
 
 
ネット記事にあって、番組に欠けていたものがある。
 
「ノリ」である。
 
ネット記事には書き込みをする者が冗談で書き込み、それに乗っかって書き込みをするパターンが結構ある。まぁ、中にはノリを分からずに真面目にコメントする人間もいるが、大抵の人間はそれが冗談だと理解して書き込んでいる。
 
 
今回の藤井六段に関するネタもその一つ。誰も本気で批判している訳ではない。
 
 
ただ、メディアがそのノリを伝えずに、記事を額面通りに伝える事はかなり危険だと思う。
 
 
テレビ局は「今週のトピックス」などのコーナーでこの手のネタをちょっと扱ったりするが、多いのは冒頭に見出しを打って視聴者を惹き付けておいてから、一旦コマーシャルを挟み、詳細に入るパターンがある。
 
 
中には「藤井総太、師匠を超えて失礼だと批判を受ける」なんて見出しだけを見て、イメージだけを膨らませる人だっているはずである。そのまま外出してしまう事だって考えられる。
 
また、高齢者の中にはノリを理解出来ない人も多く、勘違いして素直に受け取ってしまう人だって少なからずいるだろう。「藤井くん、師匠に何か失礼な事しちゃったの?」と。
 
 
「火のない所に煙は立たぬ」なんて諺があるが、最近ではSNSの発達で「火の無い所でも煙は立ちます」って感じになっている。
 
 
 
大手メディアがその背景である「ノリ」を伝える事無くこの記事を流用する事はかなり危険な行為だなぁ~と思いつつ見ていた。
 
と言うよりも、「ノリ」を含めて扱うのであれば、そもそも大手メディアはこの手の記事を取り上げてはダメでしょという話である。
 
 
藤井総太という人気ネタを一つ挟みたいのは分かるが、大手メディアが独自取材もせずにネット記事をそのまま流用なんて、何か質が落ちたなぁ~って感じである。
 
 
 
 
 
話は変わるが、ついでにここでもう一つ大手メディアの質の話。
 
結構話題になっているかもしれないが、フジテレビの設楽統さんと山崎夕貴アナがMCを務める「ノンストップ!」の中で、米朝首脳会談に関する速報が入って来た。
 
 
フジの官邸記者が解説中、「中東せんりゃ(恐らく戦略)、あっ、ごめんなさい・・・ 無理だな、これは」と言ったまま黙り込み、画面がスタジオの唖然とした奥寺健アナウンサーに切り替わり、奥寺アナが「以上~~最新の情報をお伝えしました」と繋ぎ、更に画面が変わり山崎アナの「最新のニュースをお伝えしました」と締め括られたのである。
 
 
実はこれ、生で見ていた。
 
 
今までハプニング映像で、中継が繋がっているにも拘わらず記者がそれに気付かずに原稿読みの練習をしている場面が映るなどのシーンは見た事があるが、流石にこのパターンはない。
 
 
通常であればその記者が再度やり直したり、別の記者やスタジオにいるアナウンサーがそれをフォローして放送し続けるのであろうが、こんな終わり方は初めて見た。
 
 
正直米朝首脳会談よりもこの記者の方が気になって仕方がない。
 
一体この記者に何があったのだろうか?
 
例えばした事も無い原稿読みをいきなり命じられてパニックになった。あるいは原稿すらも無いままに解説を頼まれて途中で心が折れた。しかも朝鮮半島の専門家ではなくて中東専門の記者だったとか。
 
 
それにしても記者が途中でレポートを断念し、そのフォローすらないままニュースが終わる。
 
「マジでフジテレビは終わってるなぁ~」なんて思ってしまった。
 
 
この記者さん今頃飛ばされていなければ良いけど・・・